3歳子連れの愉快なロンドン&レゴランド 2009年7月15日〜22日
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午前3時起き

さて、のんたん。完璧に時差ぼけです。英語で言うとjetlagジェットラグ。かっこいいけど、迷惑です。

私もそこそことぼけて、5時までは粘りましたが、外も明るくなってきたので、のんたんに付き合ってホテルの周りを徘徊することにしました。ロンドンの夏は明るくなるのも早いです。ほぼ、パジャマ姿で明け方のロンドンをさまよう母子。たぶん、幽霊かなにかかと思われたに違いありません。ロンドンは幽霊を見ると自慢になります。

さて、1時間くらい徘徊して、ホテルに戻って、さらにウダウダしてやっと朝食の時間。7時半。

同じ階の朝食会場へ行ってみました。ハムとチーズとパンとシリアル、ミックスフルーツ(缶詰の)、ヨーグルト、各種飲み物と言ったシンプルなコンチネンタルブレックファーストでした。

 
 

部屋に戻ってテレビをつけると、いろんな放送局で子ども番組がやっていました。のんたんはそれに釘づけ。セサミをやっている成果か?それとも子どもって元来そういうものなのか?羨ましい限りです。

ホテルの部屋は全面禁煙なので、だんなの人は外でタバコを吸っていました。私たちの部屋のすぐ隣は明り取りの箱庭があり、ホテルの裏庭へ続く階段がありました。(画像:上中)階段を上るとテーブルとイスがあって、ベランダバーベキューでもできそうなしゃれた雰囲気です。

さて、昨日チェックインしたときに「最初の部屋は」と書きましたが、あまりにも狭いので、もう少し広めのお部屋に変えてもらうことにしました。チェックインしたあとに「もう少し広い部屋ありませんか?」と聞いておいたところ「明日の朝食の後ならチェックアウトする人たちがいるから聞きに来るといいよ」と言われていたのでフロントへ行ってみることに。まぁ、ダメもとってことで、努力す価値はありです。

上の階のテラス付きが開いたんですけど、これが今の部屋よりさらに狭い!!!しかもシャワーブースしかない。日の光がサンサンと入ってくるし、ベッドが壁につけてあって、のんたんがベッドから落ちなくていいかな?とも一瞬思ったのですが、でも、決め手に欠けました。

私たちの部屋の窓から、箱庭をはさんで反対側に見える部屋がちょっと広めだったので「ROOM8は開いてますか?」と聞いたら「あぁ、チェックアウトしたから大丈夫」と言われ、部屋もちゃんと長方形で使いやすそうだったし(今までの部屋はちょっと変形)、ベッドも幾分広かったので移ることにしました。

結局これで11時くらいまでかかり半日が部屋移動で終わる。

だんなの人に行ったら「いい部屋に変わると言う大仕事が午前中でできたんだからいいぢゃん」と。楽観的。この人いつの間にこんなにたくましくなったの?(笑)

オイスターカード

今日は本屋を探してぶらぶら街歩きをしながらイギリスを感じる・・・と言うことが目的。そして体調を整えるのが第2の目的。

山手線のようなサークルラインと中央線のようなセントラルラインの両方が走っているノッティングヒルゲート駅へ向かいました。

ノッティングヒルゲート駅では日本のSuicaみたいなオイスターカードを作ります。5日間の移動を考えて最初に£20のチャージと£3のデポジット、あわせて£23支払いました。

ちなみに日本と違うのは、オイスターカードで乗ると@初乗りが普通乗車券の1/3くらいになるA1日ある一定額(たぶん£4.5くらい)以上は引かれないB前もってチャージのみ、乗り越しをするとすっごいペナルティ金額を取られる、と言うことです。

←ポストななめってない?

 

ピカデリーサーカス

セントラルラインで途中ホーボーン駅でピカデリーラインに乗り換え、ロンドン一の繁華街ピカデリーサーカスへやって来ました。

さて、ロンドンの人たちは子連れに優しいです。地下鉄で何度も耳にした「mind the gap」(溝にご注意)。地下鉄とホームの間がありえないくらいあいていることがあります。ベビーカーは危険。でもロンドナーたちがひょいと手を貸してくれて乗せてくれたりします。子どもがいるとすぐに席も譲ってくれる。

でもロンドンと言う街は子連れに優しくない。階段や段差の多いこと!!!駅にリフト(エレベーター)があるとか聞いていましたが、旅の中でリフトを見かけたのは2回くらいです。階段をベビーカーを持って上り下りするのは必須です。

ピカデリーサーカスという駅は、東京で言うところの新宿だったり渋谷だったり。地下鉄の駅を上ると、そこにはエロスの像があって、皆が待ち合わせをしています。そう、アルタ前だったりハチ公前だったりと言うことです。
しばし、ピカデリーサーカスの喧騒にあっけにとられ。

 

本屋フォイルズ

ピカデリーサーカスから東へ。途中、劇場がいっぱいありました。新宿の歌舞伎町な感じ。そしてチャリングクロスロードと言う本屋街にぶつかります。ここは神田ね。

本屋と知ったとたん、のんたんはおおはしゃぎ!

迷路のような本屋さん。だんなの人はプログラムの専門書を見るために別の階へ行きました。私たちは子ども用ブースがある1階でしばし品定め。

のんたんには「1冊だけ買ってあげるよ」と言っていたの。そうしたら、ここにも『はらぺこあおむし』が。しかもあおむし付きのビッグブックが売っていました。のんたん、あの穴にあおむしを通すのが夢だったのよ。

若干予算オーバー(£14.99)だったものの、まぁ、のんたんが気に入ってるのなら。しかも、彼、背表紙だけでどんな本がわかるところがすごい。

 
 

FIORI RESTAURANTとバニラアイスクリーム

チャリングクロスロードから元来た道をもどって、レスタースクエアという劇場があるあたりまで戻ってきました。そこでお腹が空いたので、天気もいいし、気持ちいいので、外にテーブルが出ている、FIORI RESTAURANTと言うところでランチを食べることに。

イギリスは持ち帰るか、レストランで食べるかによって値段が違います。私たちが頼んだのはお持ち帰りもできる、ピザとケバブ、そしてバナナとビール。座って食べたら持ち帰りの倍くらいの値段でした。私が頼んだケバブ、とてもおいしかったです。のんたんも食べられました。

レストランやホテルはほぼ禁煙。タバコを吸いたければテラス席です。

食事を終えてぷらぷらしていると、のんたんが人気ないアイスクリーム屋を発見。「アイスクリーム食べたい」と言うので連れて行くと、自分で「バニィラァ」と頼んでました。そして後ろを振り返ると長蛇の列。のんたんがアイスクリームを頼んだら列ができていました。のんたんって福の神?とか笑いながら話す親。しかし、お店とかで物怖じしないと言うか、なんと言うか。

 

ゲームセンター トロカデロ

ピカデリーサーカスまで戻ってきました。
駅前に大型ゲームセンターがあると言うので行ってみることにしました。1階から5階まで吹き抜けで、最初に最上階までつながるエスカレーターを上って、だんだん降りてくると言う仕組みのゲームセンター。

なかなか暗くて、私としてはちょっとイメージ悪い感じです。昔、日本で不良がたまるところにテーブル式のインベーダーゲームがあったでしょ、あんな感じ。(知らない人は映画「ビーバップハイスクールでも観てください)

何かやってみるか・・・と言うことで£1を両替して2ペンス(3円くらい)×50枚が出てきたので、コインゲームを。のんたん、このコインの上にあるカラフルな輪ゴムの景品が欲しかったみたいですけれど、取れませんでした。まぁお金を払ってももらえないものもあるのよ、そういうのも現実。

ここではちょっとしたトラブルもありましたが、まぁ、そういうこともあるよね。

 

本屋ウォーターストーンズ

のんたんがお昼寝してしまったのですが、もうひとつの本屋さん「ウォーターストーンズ」(画像:上左)へ行ってみることにしました。このあと、何度かいろんな街角でこのウォーターストーンズを見かけました。

ピカデリーサーカスの駅を西に歩いて程なくしてウォーターストーンズはありました。

さっきのフォイルズに比べて、とてもキレイで整っている感じがしたので、私としてはこちらの本屋さんの方がいいなぁ〜と思いましたが、専門書を好んでみるだんなの人としては先ほどのフォイルズの方が面白かったと言っていました。

フォイルズは書泉、ウォーターストーンズは有隣堂みたいな感じでしょうか?

ジャパンセンター

ウォーターストーンズのちょっと手前にジャパンセンターと言って日本食材が手に入るスーパーとレストランがありました。ここで、赤いきつねと緑のたぬきを買い置き。何も食べるものが無い時用の非常食です。

だんなの人が旅の間何度となく言っていたのですが「イギリス人は温かいスープを飲まないのか?」と。私たちのホテルの朝食はコンチネンタルなのでほぼ冷たいものばかり。温かいものと言ったらカリカリトーストとコーヒー、紅茶くらいでした。もし、温かいものが無いと寂しい、と言う方は、即席味噌汁やカップスープを持っていくことを強くオススメします。

フォートナム&メイソン

紅茶と言ったら「フォートナム&メイソン」らしいです。そういうことに世間知らずなakicocoですが、名前くらいは知っています。ウォーターストーンズを過ぎたあたりにありました。王室御用達です。
デニムにサンダルと言う適当な格好だし、デパートにあまり興味が無いし、フォートナム&メイソンの品位に関わるので今回はスルーしましたが、ウィンドウがとてもかわいかったです。(画像:上中)

王立美術院

通りを歩いていると、いきなり立派な建物があったので覗いてみました。

ロンドンに着いて「おぉ〜ヨーロッパの街並み」とびっくりしますが、見ているとすぐに慣れます。でもやっぱり美術館は格別なつくり。もともと大金持ちの邸宅を買い取って改装していたりするので、他とはわけが違うわけです。(画像:上右)

イギリスが誇るスーツケース グローブトロッター

私の夢。
それは世界中を旅すること。
そして、そこには小さな荷物。
その荷物は小さなグローブトロッター。

そんなわけで、子育てもひと段落して、仕事もケリがついたら、いつかだんなの人と2人でグローブトロッター片手に世界中を旅したいわけです。今回、イギリスに来ることができて、「もしかして今回買っちゃう?」なんて思いつつ。

これまた地図を見たら、グローブトロッターのお店があるバーリントンアーケードの近くに来ているじゃありませんか。(まったく計画性が無い)

私が欲しいのは21インチトロリー。£498くらいでした。実物を見せてもらって、考えるものの、今の私の生活にはまだまだグローブトロッターは似合わない。また、いつかグローブトロッターが似合う大人になって帰ってくるよ・・・と誓って。

 

イギリスではまだまだ合コンいけるかも!?

いつまでも明るいのでついつい遊びすぎてしまう。そして疲労に気づかず。

子連れだと夕食が結構困る。イギリスを代表するパブは18歳未満のお子様厳禁だし。食べるところがついつい限られて「どこで食べる?」なんて食事難民に。

今日も昨日同様M&Sで買って、部屋で食べるか・・・とやっと決まってもやっぱりスープ類がないからちょと寂しい。それに、イギリスのホテルには冷蔵庫がないのだ。今まで普通にあったものだから、そんなに重要性を感じていなかったのだけれど、冷蔵庫が無い人生なんて!

ビールとワインとバゲットとチーズを買う。「身分証明書を見せてください」と言われる。日本人は若く見られやすいからね。(だんなの人とのんたんはレジの向こうの少し見えないところで待っていたしさ)

身分証明を見て・・・おじさん「えぇっと19XX・・・」「え?何歳?」「○○years old」と言ってあげると「えぇっ!!!」びっくりした顔。予想に反した歳だったのでもはや計算不能状態。

 

そしてその状況が分かっただんなの人がレジの向こうで笑っていると、おじさん「あれ、あんたのだんな?」「って言うか、あれ、子ども???」

「I can't belive it」「I can't belive it」

2回言いましたよ。
イギリスでお酒を飲んでもいい26歳以上にも、だんな持ちにも、子持ちにも見えなかったらしい!!!

勝った!イギリスに勝った!!!(意味不明)
イギリスじゃまだまだ合コンに行けるかも〜!!!

そんなわけで、この旅一番のホットな話題でした。

明日はウィンザーまで電車で行ってレゴランドです。アホな私にお付き合いありがとう。ぶひっ。

 
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