3歳子連れの愉快なロンドン&レゴランド 2009年7月15日〜22日
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あれ?早くなった午前4時起き

今回の旅はビルケンシュトックのサンダルとクロックスのスリッポンみたいな靴を持っていったんですが、だんなの人曰く「そのサンダルが(雨の)原因だ」と言うのです。確かに・・・このサンダルを履くと本格的な雨が多かったけど・・・。

そんなんで今朝は最初からクロックスに変えました。のんたんは昨夜のウィンザーからの帰り道、午後7時には寝てしまったので、またもや早起きに逆戻り。今朝は4時に目が覚めてしまいました。

「ママちゃーん。眠れなくなちゃった」と言うので、のんたんと朝の日課のお散歩(徘徊と言った方が正しいかも)に出かけました。でも、今日はいつもと違いますよ。少し足を伸ばしてポートベロウロードまで行ってきました。

映画『ノッティングヒルの恋人』で有名になったポートベロウマーケット。毎週土曜日にアンティーク市が立ち、早いところは午前4時からお店(ストール)が立つらしい・・・どれどれ。ってやっぱり早すぎたかも。

 

私たちのホテルから一旦ノッティングヒルゲート駅を目指して、その手前に「ポートベロウマーケット⇒」の看板があるので、そこからポートベロウロードに入りましたが・・・そこからマーケットまでちょっと歩きます。5分以上は歩いたかも。閑静な住宅街なので、早朝とは言え、小さな子連れで「ちょっと失敗したかも。人気が無さ過ぎる」と不安になりました。

5分以上歩いたところでやっと、ストールを立てている人たちがちらほら。気合入りすぎたかしら?それでも、幾人かはアンティークのアクセサリーを物色している人がいました。

私たちのホテルからポートベロウマーケットに行くなら、ノッティングヒルゲート駅へ向かうよりはウエストボーングローブへ出て、そこを西へ歩きポートベロウロードとぶつかるようにした方が、マーケットの渦中に出てよかったです。道中もジグソーやスマイソン、ラルフローレンと言ったブランドのかわいらしいお店がたくさんありました。

 

洗濯!

ホテルに洗濯機が無いことが判明し、2ブロック先のコインランドリーにもついつい行けなかったりして、昨日仕方なくバスタブで洗濯しました。でもやっぱり脱水が難しい・・・恋しい洗濯機。

今日は朝食を食べて、ポートベロウマーケットへ行くまでの時間にやっとの思いでコインランドリーへ行けました。

一昔前の日本みたいに洗剤をたくさん使う形式。1回の洗剤で£0.5。洗濯機を1回、回すのに£4でした。た、高い!でも初のコインランドリーは楽しかった。

 

ポートベロウマーケット

今度は、ウエストボーングローブをポートベロウロードへ向かって歩いて行きました。何事も慣れと経験です。

ちょうどアンティークとニューグッズの間の道に出ました。時間も10時前とあってたくさんのストールと人。朝とは大違いでした。でもなんとなく、みんな観光客のような。

土曜日が繁忙日ですが、それ以外の平日もお店があったりするようです。野菜や食品も(映画に出てきたね)売っているようでした。のんたんもいるし、かなりの人ごみなので、アンティークに的を絞って見ることにしました。

ノッティングヒルゲート駅に向かうようにして流れに逆らう感じでスタート。

のんたんも小さなままごと(HOUSE)セットや精巧に作られたケーキを見つけ釘付け。ほんと、小さい物好きなのよね。

 
 

ちいさなおうち

一軒のお店の軒先へ。

ひとつのお店かと思ったら、屋根つき店舗の中は小さく区切られていて、それぞれに店主がいるストールになっていました。わぁ〜こんなお店を全部覗いていたら1日じゃ足りないかも〜。

早速かわいらしいお皿を発見しました。優しそうなおじいさんが「これは100年前のお皿だよ。ほら、この本を見てごらん」とアンティーク図鑑のような小さな本を見せてくれました。

”アンティーク”という響きがかわいくて、その実はよく分かってないんですけど、でも、ピン!と来たので買ってみることにしました。こういうのって自分好みであればそれでいいんだよなぁ〜と。(笑)

 

タワーブリッジ

ノッティングヒルゲート駅からサークルライン(山手線みたいな)に乗って、タワーヒル駅へ向かいました。スカイブルーが印象的な、ロンドンを代表する大きな橋が架かっている観光地です。

橋を歩いて渡ることができるので、歩いてみることにしました。やっぱりここは観光客でいっぱい!

タワーブリッジからはロンドン塔(画像真ん中あたり、目立たない)、新宿のコクーンタワーみたいな「ガーキン」、対岸にはシティ・ホールが見えました。テムズ川は・・・茶色い。

 
 

バラマーケット

私の勘違いなんですが、タワーゲートブリッジのたもとに食のマーケット「バラマーケット(Borough Market)」があるかと思っていたら、もうひとつ隣の”ロンドン橋”のたもとであることが判明。しかも、私はさっきのポートベロウマーケットで現金使い果たしてた・・・。

川沿いを気持ちいい風を受けながら、バラマーケット目指しました。でもだんだんお腹が空いてきただんなの人はちょっと不機嫌気味。旅を成功させるコツは「疲労」と「空腹」を避けることなんです。とは言え疲労は難しい。だから少なくとも空腹は避けなくてはいけない。分かってはいるんですけれどね。土地勘が無いとついつい無理をしてしまう。

ようやくバラマーケットについたものの、だんなの人に「何かのときに」と預けてあった現金しか残っていなく、3人で2本のホットドッグだけを買いました。マーケットに行く前に現金は調達しなくちゃダメですね。(当たり前か)

バラマーケットは、イメージとはちょっと違った感じでしたが、現金があればぁ〜もっと楽しめたかも。

 
 

ロンドンブリッジ

ロンドン橋落ちた〜落ちた〜♪で有名なロンドン橋。さっき渡った派手なタワーブリッジの手前にあるんですけど、それがなんとも”普通の橋”(画像のコレ)。他の観光客(多分ヨーロッパ人)も「えっ!あれがLondon bridge is falling downなの?」とびっくり気味。(笑)皆そう思うのね。

そのロンドンブリッジを渡って(観光客が少なくて、歩道も広くて渡りやすい)、ロンドンの金融街あたりへ行ってみることにしました。

漫画『マスターキートン』でキートンが雇われている、世界最大の保険会社「ロイズ保険」がこのあたりにあります。だんなの人も「ロイズがあるなら見たいなぁ」と言っていたので、せっかく近くまで来たんですから・・・。

ロイズの本社はガイドブックにも載っているんですが「斬新」な建物でした。

 
 
途中に1666年に起きたロンドン大火を記念し、最初に焼け落ちた教会の跡地に立てられたと言う「ロンドン大火記念碑」が現れました。(画像左)
 

ダイヤゴン横丁

ロイズ保険会社の隣にひっそりとあったレドンホール・マーケット。”ひっそり”と言うのは今日が土曜日だから。

ロンドンの金融街、週末は徹底してひっそりしているみたい。ブランドのルイ・ヴィトン、スーパーのM&Sまですっかりお休み。日本なら「観光客が来るかも?」と開いている気がするんだけれど、やっぱりそこんとこヨーロッパって感じしました。

そのレドンホール・マーケット。映画『ハリーポッター』にも登場しているんですって。店がほぼ開いていない状態なので、ここがそうなの〜と確かめる術もなく。

ロンドン市長の公邸「マンションハウス」(画像上右)が途中にありました。この装飾が「大英博物館」とほとんど同じ。市長ってだけなのに立派なところに住んでるなぁ。

のんたん「ロンドンの信号機のボタンが押したい」とボタン係になってくれました。

 
 

オックスフォードロード→パディントン駅

結局、ずーっと現金に両替する場所が見当たらなくて(土曜日だからと言うのもあるんでしょうけど)、大きなM&Sがあると思われるオックスフォードロード駅で降りてみました。ここがまたすごい人ごみ・・・。

なんとかM&Sにたどり着いて、両替完了。ああ〜疲れた。

のんたんが、昨日レゴランドで欲しいものが見つけられなかったから「パディントンが欲しい」と言ったのでパディントン駅へ向かうことにしました。ここではバスを利用。

バスは路線が分かりさえすれば、地下鉄のように階段を降りたり登ったりしなくて済むからベビーカー族にしてみると楽かもしれません。その路線が最後までよく分からなかったのが悔しいんだけれど。

パディントン駅に着いたのんたんは、もう嬉しそうで!なんとかその中からひとつ選んでました。(選んだのは、ぬいぐるみじゃなくてマトリョーシカみたいな箱ですけどね)

久しぶりのちゃんとした食事?

疲れたので、アンニュイなパディントン像がある隣のクリスピークリームドーナツへ入りました。私たちが入ったときはとても空いていました。隣でしゃべっている男性2人。私たちが入った直後ににわかに行列ができ始め、隣でしゃべっているひとりが立って、注文をとり始めました。「っていうか、あんた店員だったの!!!」(客かと思った)

その後、行列が緩和されると彼はまた友だちとの会話に戻りましたとさ。チャンチャン。(ロンドンって自由)

子どもがいるとどうしても食事が思うような場所で取れません。それに今回はホテルには冷蔵庫がない。(ロンドンはそれが主流)冷蔵庫があれば多めに食材を買っても翌日に残せたり、冷たいビールを飲むことだってできる。だんなの人もそういうのが結構好きです。でも、ないからそれも楽しめない。

食に関して、だんなの人のフラストレーションがたまってきました。彼は食事には我慢ができないんです。朝食は冷たいものばかりでスープもないし!

 

地元の駅に戻ってきました。ベイズウォーター地区は中華系とインド系が混ざり合うエスニックな地区。ソーホーにあるチャイナタウンよりも安くておいしい(とガイドブックに書いてある)お店も多いらしい。

よぉぉしい!今日は「中華だ!!!」やっぱり旅を支えるのは4千年の歴史の中華ですよ。

だんなの人のワンタンスープを飲んだときの幸せそうな顔ったら。私も本当によかった〜と思った瞬間です。私は旅に出ちゃうと、不便さもそれなりに楽しんでしまうと言うか、そういう良くないクセがあるんですけれど、一行にそれを強いちゃいけませんからね。(でも、それなりに顔色はうかがってるんですよ)

旅は楽しくなくっちゃね。のんたんも春巻きのパリパリがおいしいって言ってました。ラーメンもあったし。野菜不足も補えます。やっぱり中華は偉大だ!

いつまでも明るいのでついつい行動してしまう夏のロンドン。今日は珍しく午後7時にはホテルに帰りました。全員余力が残っていて、だんなの人もレゴで遊ぶくらいの余裕がありました。本当はこれくらいの余裕を残しとかなきゃいけなかったんだよね。だんだんロンドの扱い方が分かってきたような。

明日は日曜日。バッキンガム宮殿の衛兵交代と大英博物館へ行く予定です。

 
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