文芸部 in 京都  2012年9月7日〜9月9日

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文芸部を京都で!
そんなことがささやかれて、すでに10年くらい?
何かって言うと「今年はみんなで京都に行こう」「来年は京都で終結だ!」なんてことを言っておりました。※大学の頃「文芸部」と言う、ヲタクな部活に所属してました。何をしてたかって!?それは…何してたっけ(^-^;)

構想はあったんですが、忙しい社会人。なかなか重い腰が上がりません。が、なぜか今年はやっちゃいました!!!

やればできるってもんです(笑)

やるんだったらちゃんと計画立てないと。
旅行好きのあたしの心がむくむくと沸き立ちます。

文芸部、あたくし以外は結構みなさん、毎年誰かと行っているらしい。そんなんで、みんなのおすすめや行きたいところをちらほら聞き込みに入りつつ、チーム編成やら日程調整やらを行いました。

そんなんで決まった「文芸部in京都」。

まずはチーム編成

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特攻野郎Aチーム(すでに表現が古い)

9月8日(土)〜10日(月)
・akicoco家3名
・bunbunちゃん(実は文芸部ではなく美術部だったという噂)
・十六夜さん (京都通だが、方向音痴)

9月8日(土)〜9日(日)
・タチエ君(土曜日のお休みを無理やりゲットしてきた義理厚い)

9日(日)in&out
・足立育ちさん (とにかくタフガイ&神出鬼没)

Bチーム

9月9日(日)〜9月11日(火)
・殴り猫さん
・ivory君

Cチーム

9月10日(月)〜9月11日(火)
・アキハマ君夫婦

※「さん」づけは先輩。「君・ちゃん」づけは同級生もしくは後輩。

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と、まぁ、こんな感じで、会える面々もあれば、会えない面々もあるが、まぁ、そこんところはいつも会ってるからいいでしょう。

新幹線&ホテルはあたしが手配いたしました。

ホテルは京都駅八条口目の前の「新都ホテル」。駅近なのでとても便利でしたよ!(あたしたちが泊まったのはちょっと前にリニューアルされた本館のプレミアムツイン。ちょっとリッチな感じでしょ)

だいたいのスケジュールもあたしが決めちゃいました。そんなんで、みんなからは「軍曹」と呼ばれ、あたしが言うと「サー!イエッサー!」の返事(笑)。

え〜!?軍曹って言うと「鬼軍曹みたいじゃん」と言うと、足立育ちさんが「軍曹と書いて”オニ”と読む」って。(^-^;)オニ?

宇治平等院鳳凰堂

やはり京都フリークのbunbunちゃんもまだいったことがないというので、初日、13時過ぎに京都に降り立ったあたしたちAチームはホテルのチェックインを済ませ、宇治へ向かいました。

宇治へは京都駅から南下して奈良の方面へ向かいます。快速だと20分足らず。普通列車でも30分足らずで到着します。

ここは、光源氏の「宇治十条」で舞台になった場所。そして、10円玉でも有名な宇治平等院鳳凰堂があります。

閑静な駅前を歩いて、平等院へ。そしたらば!!!
平等院鳳凰堂が現在修復中とのことで…こんな感じ(笑)

もともと高床式倉庫みたいなつくりだとは思うんですが…
見れば見るほど修復中。
気を取り直して、資料館へ。 鳳凰堂の奥、「鳳翔館」は鳳凰堂の資料館になっています。 エアコン涼しい〜。(そこ?)

この鳳翔館が十六夜さんのおすすめで「とってもいい!」とのことでした。
が、のんたんは風のように観覧するだけ(笑)

あたしはのんたんが迷子にならないように必死に追いかける〜。
まぁね、寺巡りに付き合ってくれてるだけで偉いと思うよ。

みんな思い思いのところを見ながら資料館を後にして、庭園を歩く。
あたし実は、お寺とかよくわからないんですよ(笑)

成田山育ちなんで、お寺を拝観するのにお金がかかるのもあんまり理解できない(お寺の境内って来るものは拒まず、去る者は追わずみたいなところがあるでしょ)

そうそう。
最近、新しく聞いた言葉で「御朱印集め」なるものがあるらしく、お寺や神社のスタンプラリーと言えば分りやすいかと思うんですが、この御朱印なるものを集めるのがにわかに流行っているらしいです。

とは言え、日本は神社仏閣大国。そうそうにコンプリートできないのが、また、アツくなる要因なのかも。

かわいい御朱印とかカッコイイ御朱印とかあるらしい(笑)

さて、平等院を後にして、駅の方へ向かう。

何かスイーツが食べたいね♪ってことで、宇治では有名な「中村藤吉本店」。宇治の駅前にも立派な館がありますが、平等院の宇治川ほとりにあるカフェも人気なようです。

「十」と書かれた暖簾がとても印象強く、長屋門にかけられたその暖簾をくぐると、古めかしい佇まいの、とても雰囲気のあるカフェがあります。

さて。あたしたちが訪れたのは16時半。

17時にはオーダーストップがかかるというのに、5組くらい待っていました。そんなんで、カフェで涼んでお茶するのはあきらめ、暖簾の手前にある、中村藤吉本店のソフトクリームをいただくことにしました。

で・・・あたくし、実のところ、抹茶が苦手で(笑)だめじゃん。

だんなの人は抹茶、のんたんはバニラのソフトクリームを注文。それぞれ、白玉だんごとあんこが乗ってい350円。こういうところにしてはなかなかお手頃価格な気がしますよ。

駅の方へ戻ると、京都では有名なてぬぐい屋「RAAK」がありました。

最近のてぬぐいって、すっごくおしゃれで、かわいいものがたくさんある。ただ、それだけに、手を出したが最後(笑)みたいな気持にもなるんだけれど、ここのパンダが綱引きしているてぬぐいがあまりにも可愛くって購入。1,470円だったかな?てぬぐいは840〜1,260円くらいが相場なのでちょっとお高め。

そうそう。自動販売機やコンビニで「宇治茶」のペットボトルが気軽に買えます。茶葉を買うほどでは〜と言う方、せっかくだから、ペットボトルのお茶を買ってみては?



 

さて、場所を移して、京都方面へ戻ります。

途中に「伏見稲荷大社駅」と言う名前もそのまんまな駅があるので降りてみましょう。

伏見稲荷大社

ここは、サスペンスなどでも一度は見たことがあるんじゃないかな?あの朱色の鳥居が連なっているパワースポットがあります。

駅を降りたらすぐ目の前が「伏見稲荷大社」。

あのおいなりさんの総本宮がここなんだそうですよ。

ここは拝観料などないので、何時に来たって大丈夫。夜な夜な朱い鳥居をぐるぐる回ることだってできます。結構雰囲気あって怖いです(笑)

あ・うんの鋭い顔したおきつね様が門前に凛とした顔で待ち受けています。結構ビビりながら入ってゆく。

結構日も落ち始めているからか、あたしのPENでは限界かも。なるべく手振れれしないように写真を撮ったら、写っているはずの十六夜さんが写っていない・・・。

この鳥居は山頂までずっと続いていて、本気でハイキングするなら片道3時間くらいの距離なんだそうです。一度は登ってみたいかも。

ちなみに、おいなりさんは「商売繁盛」のご利益があります。商売している方は一度訪れてみてくださいね。





 

麩房 雅六

十六夜さんおすすめのお麩料理のお店「雅六」。京都に来たら、1回くらいは雅なお豆腐料理やお麩料理を味わいたいものです。

京都駅東本願寺にほど近い「麩房雅六」へ訪れました。念のため、昼間に予約しましたよ。コースは一番リーズナブルな祇園1,800円を注文しました。

結構見つけづらいところにあって、教えてもらわなければ見落とすようなひっそりとした佇まいでした。お通しにおいしい麩まんじゅうをいただき、そのあとはお弁当に入った「これもお麩でできてるの!?」っていう料理をいただきました。

上品なんでガツガツ食べたい人には向きませんが(笑)、デートには使えます。個室も多いです。

のんたんにはどうかな?と思って、のんたんの分は予約せずにアラカルトにしようかな?と考えていたんですが、結局アラカルトもお麩料理ばかりなので、一緒でしたね(笑)でも、意外にもパクパク食べたんで、あたしの分をほとんどあげまいした。のんたん、京都の粋を知ってるねぇ。

やはりここは日本酒かしらん。

みんなで冷酒を少しずついただく。静かな京都の夜。

いいねぇ。

さて。すっかり夜のとばりが降りてきました。

京都のどん兵衛は出汁が違うらしいよ!
そばの方がわかるらしい。

なんて話をしながら、ヨドバシキョウトに消えてゆくヲタクどもたち(笑)あたしは、京都タワーの中にあるバーが気になったので偵察に行きました。

そのあと合流して、駅の八条口に向かう…

京都通の十六夜さんが道案内をしてくれるが、これがどうして、なかなか!八条口への連絡通路が見当たらない(笑)

結局駅の中を何度も何度も上がったり下がったり。ぐるぐるして見つけました(結構簡単なところにあった(笑))

相変わらず方向音痴な十六夜さん。
「人生に回り道も必要なんだ」「無駄なことなんて一つもない」とか格言をのたまりつつ、やっとのことで帰り着いた八条口。

コンビニで京都らしいお酒やら普通のおつまみやらどん兵衛を購入。

あたしは、凍った梅酒と白壁蔵なる日本酒を購入。もう、おなかいっぱいだし〜。お酒だけでいいや(笑)←ホンモノノノンベイ。

いやぁ。結構歩いた。結構飲んだ。 ぐったり。

午前0時にみんながしゃべっているにも関わらず寝る。

明日は明日は、朝一から足立育ちさんが加わり、午後からBチームがやってくる。8時20分ロビー集合!
サー!イエッサー!
9時にイノダコーヒーにて朝食!
サー!イエッサー!


 

朝の散歩

あたしの旅日記にお付き合いいただいている方は、すでにおなじみになってしまいました。朝の散歩。

さすがに飲みすぎたか?5時半に目覚ましが鳴ったけれど、ようやく起きて行動できたのは6時半。

今日はとにかく「京都駅の構造を知ろう」でした。

十六夜さんに任せていると(笑)いつまでたっても「回り道は必要なのだ」になってしまうので。

そんなんで1時間くらい徘徊。散歩と言うより徘徊だわね…まったくもって。

駅のお土産物屋さんや本屋さんは早朝7時からオープンしてます。お土産を早いうちに調達しておくのもいいね(と思いつつ後回しにしちゃったんだけれど)

あたし、京都タワーってなんだか、懐かしい感じがするし、この京都の町にはあんまりしっくりしていないとは思うんだけれど、好きなんだよね。

これを見上げるとホッとする。

さて、早朝散歩で2つのどら焼きをゲット。
って、左側のどらやき「大阪」って書いてある…



 

イノダコーヒー清水店

さて。あたくしが行ってみたかったのはここ。(ほら、神社仏閣じゃない)清水寺ほど近くの三寧坂にあるイノダコーヒー。

ここで朝食を食べるのがあたしの楽しみでした。

本日午後は、京都市街からバスに揺られて1時間の大原三千院に行く予定だったので「京都観光1日券」1,200円を購入。京都の市バス・京都バス・地下鉄が1日乗り放題。広範囲で使えるチケットなんです。
(※これ以外に市バス1日乗り放題500円もありますが、それだと大原は範囲じゃないの)

さて。イノダコーヒーのモーニング。
この、清水店はとっても雰囲気がよくって、混んでない時に行ったら天国みたいだって言ってました。

そんなんで朝の9時オープン。市バスの停留所「清水道」から歩いて約10分。坂道を登って、三寧坂を少し降りたところにあります。

素敵な木造構造。
庭園も望めてすがすがしい朝♪

行ったらさ、足立育ちさんが東スポ持って「おはよー!」といらっしゃる(笑)この人は日本全国、指定するとどこでも現れる、ほんと、不思議な人。唯一無二ってこういう人のことを言うんだと思います。はい。

モーニングはクロワッサンと卵料理で1,200円と言うのが名物なんですけど・・・あたくし、実は、卵料理が苦手(笑)なぜ来たんだ。

ほかのみんなは頼んでましたが、あたしはフレンチトーストを頼みました。

これが、想像していたのとは違う!

ミルクと卵液に浸したフレンチトーストじゃなくって、じっくり揚げて粉砂糖で化粧したふんわりさくっとした新触感のフレンチトースト。

揚げパン苦手なんです・・・
でも、のんたんが大好物でぱくぱく食べてました。

イノダコーヒーのグッズも少し扱っているので、店内のショップも少し物色。楽しいなぁ〜♪




 

清水寺〜三寧坂〜ねねの道〜八坂神社

どんなに京都フリークでも、やはり旅中1回は清水に訪れたいという。bunbunちゃんも「やっぱり清水に来ないと京都に来た気がしないんだよね」と言うことで、清水寺を訪れました。

あたしが清水寺に訪れたのは2年前に甲子園に来た以来。高校の同級生*のり*ちゃんと2人で、わずか1日の京都を楽しむためには?ってことで清水を選びました。

それがあたしの初めての清水寺だったんじゃないかな?

こんなに長く生きてきているのに(笑)、わずか2回目。

そして、今回は「随求堂(ずいぐどう)胎内めぐり」体験するのがあたしの楽しみだったの。

どんな場所かと言いますと…

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随求堂(ずいぐどう)では、お堂の下を大随求菩薩の胎内に見立てた、胎内めぐりが体感できます。真っ暗の中を、壁に巡らされた数珠を頼りに進み、この菩薩を象徴する梵字(ハラ)が刻まれた随求石を廻して深く祈り、再び暗闇の中をたどってお堂の上に戻ってくるというもの。
心の生まれ変わり・ルネサンスを体感できる場所として、平成12年(2000)に開設以来、参詣者の人気を集めています。

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とまぁ、こんな感じ。要するに真っ暗体験です。
のんたんも一緒に入りました。
あたしの前を足立育ちさんが歩いていたはずなんですけど・・・すっごい勢いでいなくなりました。(たぶんものすごく怖くて、誰かをサポートする体制にないのをごまかすために早く出たと思われる(笑))

のんたんは、出てきたときに「こんなにすごい体験をさせてくれてありがとう!」といい子になっておりました(笑)すごいじゃないですか。

タチエ君は、あまりの衝撃で「こんなに苦しいことがあるなら、もう僕の人生は終わってもいい」とか言ってました。(このあと魂抜かれすぎて口もきけず…)

あたしは、真っ暗で何も見えなくて、目を開けてるのに開けていない間隔で、なぜか最後、不動明王の顔が浮かんできました。

三人三様な胎内めぐり体験。清水を訪れたらぜひ!

清水寺を参拝して、bunbunちゃんの縁結びも祈願して、清水の舞台も堪能して、またまた三寧坂へ戻り、暑い中、ねねの道を歩き、八坂神社までやってきました。

八坂神社では神前結婚が執り行われていました。
素敵〜。

が、お隣の看板に「お正月の巫女アルバイト募集」の文字(笑)

十六夜さんにはこんなに歩いたのは初めてだ!やはり軍曹は鬼だった!!!と言われました。え!?このコース、標準コースだよね?




 

京都ぎおん「ぶぶ家」

さて、ランチは、錦市場の「のと与」と言うところでうなぎランチ〜!と考えていたんですが、電話をしたところ「予約で埋まってしまいました」と言われたので、あらたにランチ場所を探さねば…

ちょっと焦るが、八坂神社を出た、大きなバス通りの交差点にだんなの人が「漬物屋がある。あそこで食べられないかな?」と入って聞いてみたところ、7名オッケーがでました!(大人数だから食事処をきちんと考えておかないと、みんなで一緒に食べられなくなっちゃうんだよね〜)

ほんとラッキー★そんなんで何の知識もなく「ぶぶ家」。

ここはお漬物をお茶漬けにして食べる京都らしい食事処。もともとお漬物屋さんにこぢんまりと食事処が併設されているのか、そんなに大きい場所ではないの。 

あたしは11種類のお漬物が楽しめる一番オーソドックスなお茶漬けにしました。1,580円。ほかに、じゃこ茶漬けやうなぎの佃煮がついたうなぎ茶漬けもあります。

ご飯はお櫃に入ってきます。お漬物で食べるシンプルなお茶漬けなのに、も〜おいしくっておいしくって。いい生活してますなぁ、京都人。

ランチを終えて、ここでタチエ君が帰るのでみんなでお見送り。その後、京阪三条まで腹ごなしに歩くと、風情ある祇園の風景が目の前に広がりました。

十六夜さんは「バスに乗りたい〜(歩きたくない〜)」とダダをこねてましたが(笑)、こういう風景に出合えるのも歩いているからこそ(by.鬼軍曹)

のんたんはすっかり、十六夜さんと仲良しになって、いつも手をつないで歩いてもらう。そうそう、足立育ちさんには肩車もしてもらってました。

ほんと、少年のような心を持ちづづけた文芸部の面々。
いいことだと思います。

京阪三条に着くと、ちょうど大原へ行くバスがやってきました。

1時間に3本くらいしかないのでこれまたラッキー★

あたしが走ってバスを停めておこうと思ったら、のんたんも連なって走ったらしく、後ろで転んでいたんだとか(軍曹知らず・・・)





 

大原 三千院

♪京都〜大原三千院♪の歌でもおなじみ?京都の洛北「大原」へやってきました。バスで揺られて約1時間。

帰りのバスの時間も限られているので、きちんと調べてから三千院へ向かいましょう。

ここは十六夜さんモーレツにおすすめのおみくじがあります。そのために来たと言っても過言ではありません(笑)

この三千院はおみくじの創始者、元祖ともいわれていて、おみくじの項目に「生き死に」なる項目があることで、アツさが違います。

さて、それぞれおみくじを引く・・・

いやぁ。神様仏様っているんですね。見てるんですね(笑)
そんなんで、若干見放された感のある方たちが、境内(お庭)をぐるぐるまわりながら「やばいよなーやばいよなー」って相談していたらしいです。

のんたんは大吉!

しかも、のんたんが常日頃から「発明をしたい」と言っているのを神様が知っているかのように「あなたは発明で身を立てます」って明示しなすってくださった。

それと・・・のんたんたら、同じく常日頃から「ぼくは大きくなっても子どもは持たないと思う」みたいなことを言っていて(困った6歳時)、おみくじの最後に「子だからすくなし」って項目がありました。

のんたんはそれを読んで「やっぱりー!子だから少ないんだ〜」とか言ってました。ちなみに「宝」が「だから」とひらがな表記。

彼が言っている言葉って「子、だから(接続詞)、すくなし」とも聞こえる。子どもだからまだまだそういう要素は少ないって言っている風に。(伝わってる?)

そんなんで、本当の意味が分かっているのか、どうなのか?あまり突っ込んでは聞かなかったけれど、どうなんでしょうか。

あたしは子どもには恵まれるってありました♪
のんたんのおかげで十分恵まれてますよ(って親も若干解釈がおかしい)

さすが、少し人里離れた山の中。京都市内よりずっと涼しい気がしました。お抹茶500円とのことだったので、ひとつ注文。

往生極楽院では立派な阿弥陀三尊像が観覧できます。ちょうど、お経をあげている時間帯で、厳かな気分になりました。

bunbunちゃんも思うところがあるらしく、ここで初めて御朱印をいただいておりました。なんかね、すっごいパワーがある阿弥陀三尊像なんですよ。三千院に来て初めて、お寺に興味がわいたかも。

さて、お庭にはいろんなお地蔵様がいますので、見てみてください。前から見ると生首だけ?っていうちょっと楳図かずおチックなお地蔵様がいます。

みんなが「これって写真撮ってもいいの?(呪われそう)」みたいなことを苦ちづさんでおりましたが・・・い、いいんじゃないの?

さて、ここで、Bチーム2名があとから追いついてきました。なのに、足立育ちさんがタイムアップ!勢いに乗ってみんなで京都に戻る(Bチームはわずか30分くらいしか滞在しなかったかも(^-^;))

 





 

恵文社一乗寺店

バスを出町柳で降りて、足立育ちさんとお別れ。

恵文社一乗寺店
ここはあたしが個人的に行ってみたかったところです。神社仏閣は17時くらいには拝観時間が終わってしまうので、そのあとならちょっとだけいいかな?とみんなを連れてきました。(軍曹の身勝手)

私鉄に乗って、一乗寺で下車。駅から歩いて3分でした。

本屋さんと雑貨屋さんが融合したようなお店です。
確かにすごいんだけれど、あたしには非日常しすぎて、ちょっとハイソサエティすぎて、結局何かを買ったりすることもなく、空気感だけ味わって帰ってきました。みんな、付き合ってくれてありがとう。

さて。一乗寺。ラーメン激戦区と聞きました。
「京都だけどラーメンも食べたいんだよね」と言う、殴り猫さん。ここにはおもしろうそうなラーメン屋さんがあるのかな?と行ってみたんですけど、日曜日だからか?逆方向に歩いちゃったか?あまり見つからず。

見つかったのが「天下一品 京都総本店」と「大阪餃子の王将」(笑)。

やはり京都総本店でしょ。

天下一品

このお店、知らなかったんだけれど、関東にもあるらしい。おすすめはこってりらしいのだけれど、あたしはあっさりが好きなんです。
殴り猫さん「ここまできて、天下一品!?とは思ったけれど、京都総本店に来られたことがよかった」と言ってくれてました。

そのあと、市バスに乗って、京都駅前へ。みんなで京都タワーのゆるキャラ「たわわちゃん」観光。

スカイラウンジ空

京都タワーのバー「空(くう)」に来てみたかったので、みんなにお願いして、来てみました。

あの、京都タワーの中にいます。なんだか不思議。

遠くに八坂の塔が見えるの。

カクテルはだいたい1,000円くらい。この上の展望台に上るのに700円くらいかかるから、ま、この高さを600円分と見立てて、飲み物は400円だということで、と変な会話をしている(笑)

その後、解散して、さらに食べ歩きする人もいれば、ゆったりお風呂につかる人もいれば、あたしのようにまたまた京都っぽい日本酒を探して晩酌する人もいれば、頭痛で早々にお休みする人もいれば。三人三様。

あとからbunbunちゃんと十六夜さんが部屋呑みに駆けつけてくれました。二人はやっぱり午前2時まで語り合ったそうで…ほんと面倒見の良い先輩だこと(笑)

明日は、Cチームが到着。
7時50分にはチェックアウトを済ませロビーに集合!
サーイエッサー!
その後、京都駅で朝食調達。 嵐山へ行き、トロッコに乗るぞ!
サーイエッサー!

 








 

東寺

あたしたちが泊まっている新都ホテルの近くには東寺という大きなお寺があります。そんなんで、朝散歩。地図も持たず、なんとなーく感覚で歩き出しました。ホテルの裏にイオンがあるんですが、それを過ぎてさらに南下。犬を散歩している人がいたので、東寺の場所を聞いたら「あら、もっと西ですよ」って。

そんなんで若干遠回りをしましたが何とか到着。イオンのところを西に曲がれば近かったのね。

時間もあまりないので、塀の外から大きな大きな五重塔を望む。

油小路〜♪
じゅげむじゅげむの?と思ったらあれは「やぶらこうじのぶらこうじ」だった(笑)

部屋に戻ってメンズどもを起こして、帰り支度&チェックアウト。荷物はホテルに預けておく。

8時前にはホテルを出て、京都駅でアキハマ夫妻と落合い、嵐山へ。

今日は嵐山のトロッコ電車に乗るのが一番の目的。

通常は、JR嵐山駅でトロッコに乗り、トロッコ亀岡まで向かったら、船で保津川下りを楽しみながら嵐山に戻ってくるというのが王道なんですが、あたしたちは時短プランにしてみました。

まず、亀岡(JR馬堀駅)まで向かい、そして歩いてトロッコ亀岡駅へ。
トロッコ亀岡駅→トロッコ嵯峨(嵐山)まで戻ってくる具合です。

JR馬堀駅からトロッコ亀岡駅までは徒歩で10分くらい。駅前ローソンでお酒やら朝食を買ってトロッコに乗り込む。
わずか20分ちょっとのトロッコ体験なんですけどね。

嵐山トロッコ電車

トロッコ亀岡駅には予想に反して修学旅行の中学生?高校生?がたくさん。そんな季節?

私たちが予約したのは1号車。一番最後の号車でした。
5号車がリッチ号と言って、横窓が全くない、自然と一体化できる号車なの。天候に左右されるので、ザ・リッチ号の指定予約は当日しかできないみたい。

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5号車(ザ・リッチ号)


大自然をより体感できる様にと、窓ガラスを取り外した超オープン車両。
雨の日には座れなくなるので、指定券は当日券のみの販売です。
(※当日券はトロッコの各駅で、先着順にて販売しています。


ザ・リッチ号 乗車心得

一つ、雨が降る、自然の恵み、おおいに感謝!濡れても文句を言うべからず。
一つ、風が暴れる、スカートがめくれる、文句を言うべからず。
一つ、目にゴミが入れば、目薬をさせ!
一つ、四季の国。暑さ寒さに文句を言うべからず。
一つ、ハイヒール、折れても転んで倒れても、文句を言うべからず。
一つ、物を落とすな。落ちても元に戻らない。
一つ、楽しみを感じて、疲れを落とせ!
一つ、景色を感じて体を癒せ!

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もし、ザ・リッチ号の雰囲気も味わいたいなら4号車を予約しておくと、同中移動できたりするからいいかもね。

亀岡→嵯峨の場合、進行方向左手に素敵な景観が次々と現れるので、予約するなら左側を。

保津川を下ってゆく船たちを時折見ることができます。

紅葉の季節はびっくりするくらい人でにぎわうみたいだから、今はちょうど閑散期なんだろうなぁ。

会社でも、京都出身の社長に「夏の京都に行くだなんて!」と感心?されました(笑)

一生懸命写真を撮ったんだけれど、この電車の写真…実は一番後ろの画像だと思う。前方はもっと凹凸があるかわいい顔してたもの(笑)

トロッコ亀岡→トロッコ嵯峨まで走っているんですが、その手前のトロッコ嵐山で下車。ここからだと、有名な竹林や天龍寺がすぐ近くです。お寺めぐりもしたい方はぜひトロッコ嵐山で下車を。

最後のトロッコ嵯峨ではトロッコのジオラマも展示してあるそうなんで、鉄(テツ)な方は、ぜひぜひトロッコ嵯峨で下車を。(トロッコ嵯峨まで行ってしまうと、お寺観光が結構遠くて面倒です)




 

竹林〜天龍寺

トロッコ嵐山を降りるとすぐに「そうだ京都へ行こう」みたいな竹林に出会えます。すがすがしい竹林。だが、蚊がいっぱいいそうだな・・・と違う心配も

竹林を歩いていくと、すぐに天龍寺北門があります。ここからだと庭園しか入れず、入館料は500円。(最後に表玄関(出口)にたどり着きますが、お堂に入るにはさらに100円が必要)

余裕があると、お堂にも上がらせてもらって、歩いて見る庭園とはまた違った表情のお庭を楽しむのもいいと思います。

さて、こちらには雲龍図と呼ばれる「八方睨み」の雲龍図が法堂で観覧できます。屏風に描かれた雲龍図とはちがい、平平成9年(1997)に法堂移築100年・夢窓国師650年遠諱記念事業として加山又造画伯により新しく雲龍図が制作されたものなんだとか。

んで〜。法堂(はっとう)に入るのにまたさらに500円。

ここまで来たんだから、見て帰るぞっ!!!ってことで、見てきました。

どこから見ても睨まれている。
今年は辰年だし、いいんじゃないかしら?(笑)

天龍寺を後にし、真夏のような暑さの中、渡月橋観光。ちこっと見ただけです(笑)JR嵯峨駅に向かう途中で、ゆばソフトクリームを買う。豆乳が濃くておいし〜。

 






 

がんこ高瀬川二条延

嵐山から電車を乗り継いで、さて、本日のメインイベント。いや、この旅のメインイベント。
京都だし、せっかくだから川床で食事したいね〜なんてみんながこの旅が決まった最初のころから言っていました。

京都には川床と呼ばれる雅な遊びと言うか、食事方法があります。

「川床」と書くのですが、貴船にある川床を「かわどこ」と言い、鴨川にある川床を「かわゆか」と言います。

さすがに貴船までは足を延ばせないので、お気軽な、川床体験ができる鴨川でお店を探しました。

居酒屋チェーンで聞いたことのある「がんこ」と言うところが二条にお屋敷を持っていて、そこの食事の評判がよかったので、予約をしました。

京都市役所前駅から徒歩4分ほど。途中に、幕末&明治維新に出てくる「桂小五郎」が常宿していた高級料亭「幾松」にたまたま出合ってしまいました。いつかは来てみたいなぁ〜。

このお屋敷の庭には高瀬川の源流が流れていました。

このあたりの川床は鴨川の上ではなく、厳密には鴨川のすぐ隣の細い高瀬川の上に作られています。

お屋敷に入ると、荘厳な感じ。朱色のじゅうたんが印象的でした。すずし〜。エアコーンと叫ぶもすぐに、川床はこちらです、と庭へ通される(笑)

ををを〜いい眺め〜。
だが暑い〜。

ちなみに川床ランチは5月と9月のみ。盛夏は暑いからね。9月も序の口だとまだままだ暑い。風流と言うよりはバーベキュー気分で!

3,000円ちょっとの「あおば」と言うコースを頼みました。いろんな前菜が詰め込まれた前菜箱にお造り、天ぷら、ご飯、デザートまでついている豪華なコースでした。お値打ちです。

青空の下で飲むビールはおいしいよ。

最後の日は大人8、子ども1の総勢9名。
文芸部が京都で乾杯しているよ。すごいなー。

長く生きてると楽しいこともあるもんだ。

この後、BチームCチームとバイバイして、京都駅でお土産を物色するが、結構ギリギリ。新幹線に乗る直前まであたふたしてました。

本当は、三十三間堂によって、WESTSIDE33で行平鍋を買って帰りたかったんだけれど、さすがに詰め込みすぎ。(まぁ、予想通りだったんだけれど)

ちょっとくらい心残りがあった方がまた来るってもんで。

いいんじゃないかな、京都。

のんたんは神様(仏様)の存在を近くに感じたようで、お守りに一生懸命小声でいろいろとお願い事してました。のんたんもよく頑張った。ほんと、大人に付き合ってくれてありがとう。

では、また次の旅で会いましょう♪

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