6日目(6/25

6/25 08:00
ユングラウヨッホ観光とハイキング。(約90分)
ハイキング後、登山電車でユングフラウヨッホ登場駅へ向かいます。
16:00
グリンデルワルトへ戻り、フリータイムです。

観光最終日。

とうとう魔法が解けちゃった!
昨日の夜から雲行きが怪しかったんだけれど、案の定雨。
でも、この雨があたしたち家族にとってはラッキーな恵みの雨になるのです。旅では強運!

さて。旅行も大詰め。のんたんの疲労ゲージも結構いっぱいになっている上に昨日のハプニング。
今日のハイキングは無理かなぁ〜?と考え、前の晩にみんなが歩くルートを(自力で)電車でどうやってい行くか?を調べておりました。

朝食の時に添乗員さんにその話をすると「それがですね、私も考えていたんです。私たちが本来歩こうと思ったハイキングルートが雪崩にあい、それを迂回するためにさらに40分ほど歩かなくてはならない。90分のハイキングコースが130分のハイキングコースとなるんですが、もしよかったら、ハイキング目的地のクライネシャイデックまで一気に電車で行き、そのあたりの簡単なお花畑コースをハイキングしませんか?」と言うんです。

まさに、あたしが考えていたルートにツアーが変更してくれるというの!(いやん、電車代がかからない←ケチ(笑))

 

そんなラッキー★な提案をほくほくしながら、駅へと向かいました。

そうだそうだ。グリンデルワルトはどんな街かな?日本で喩えると・・・箱根の湯河原???それとも河口湖の方???

 
 

最初の予定ではグルンドと言う駅からロープウェーに乗って、メンリッヒェンまで行き、そこからクライネシャイデックまでハイキングというものでしたが、今回はグルンドで降りずに、スイッチバックした電車にそのまま乗って、一気にくらいでシャイネックまで向かいました。

到着したクライネシャイデックはこんな駅。

向こうに、かわいい形のテントが見えます。この駅の周りの景色と、赤い登山電車が美しくて、写真をたくさん撮りたくなります。(↓の電車は千葉のいすみ鉄道「ムーミン列車」みたいな色合い)

 

このクライネシャイデックからツアーのほかの人たちはお花畑を散歩(ハイキング)してくるというので、私たち家族は残ることにしました。

このショップ(↓)を発見して、そこのお土産物の充実ぶりにもー心が躍るほど♪
すごくきれいな日本人の方が働いていて、しかも対応も丁寧で、こんなに遠い国に来たのに、一気に和みました。その方のおかげで、なんだか日本人として誇らしくなちゃったくらい。

そして、このお店のいいところは、ユーロ(小銭可)も使えるところ。

実は昨日のエギュ・ド・ミディにあったお土産物屋さんで、のんたんたちがお土産を買ったら、おつりがユーロで返ってきたの。記念に取っておいてもいいんだけれど、ここで「小銭もあると助かります」と言ってもらえて、ユーロとスイスフランをまぜこぜに使わせていただきました。

私はほんととっても気に入って、1時間くらいゆっくり見てました。ほかにはない手芸品もたくさんあったりして、おもしろかった。

だんなの人とのんたんは30分くらいしたら、駅の反対側にあるレストランに行ってお茶飲んでる〜と言って、行ってしまいました(笑)

 
 

すっかりお土産をたんのうして、少し小高い丘を登る。
向こうから霧のような雲がずんずんやってくる。おぉ〜雲が迫ってくる〜って言っている間に、その雲がやってくると雨が降るんだよ。自然を肌で感じてしまいました。

今わたし、雲の中にいるんだな。

 

花が咲いていたので、撮ってみました。この旅でお気に入りの一枚。

さて、もうすぐみんなが戻ってくる時間だから、二人を迎えに行くか…
う、牛の視線が気になる。

 
こうして、電車が行き来するのをいつもじっと見ているのか?(笑)なんだか愛くるしい姿。
 

えっと、暖かい場所で、スイスの大自然をバックにポケモンカードゲームしてました(笑)
贅沢なカードゲーム場だ〜。

のんたんは、マッターホルンの寒さを学んで、ウィンドブレーカーではなく、ユニクロのダウンジャケットにしてあげました。2種類持って行っといてよかった。

 

このレストランもとてもかわいらしく、どうせならこのレストランでツアー食だったらよかったのに・・・と思いつつも、結局ツアーがどやどややってくると、この雰囲気もないのか・・・と堂々巡りをするあたし。

クライネシャイデックはとてもいいところでした。ここもまた訪れたい。

 

さて、ハイキングご一行がもどってきたので、みんなで駅舎の上にあるレストランでランチ。たしかに眺めの素晴らしいレストランだが…小さなレストラン全部が日本人。(ほかのツアーとも一緒になった)び、微妙すぎる(笑)

スイスの名物料理「アルペンマカロニ」。要するに山パスタ?お隣に甘酸っぱいすりおろしリンゴがつくんですけど…面白い組み合わせ。パスタはとてもおいしかったです。

さて、ここで、だんなの人がやはり高山に弱いと判明する。小さなころ富士登山をした時も、高山病らしきものにかかったことがあると聞いていたけれど、それは小さかったからかな?と思っていたが、今回の旅で「おら、高いところが体質的に苦手なんだ」と悟ることにあいなりました。まあ、体質は仕方ないよね。そんなんで、山に登る前はアルコール厳禁で。(アルコールが高山病を助長することもあるので)

 

ユングフラウ登山鉄道は今年でちょうど100周年。
こんなにすごい電車が100年も前に作られたなんて、ほんと、人間ってすごいなぁ。

この鉄道は長い間トンネルに覆われ、途中展望台で5分ずつ2回停車します。

ところどころ雨が止んで山々が見える。

 

が、頂上に着いたら、雨雲で真っ白(笑)こんな風景もありだな!!!
添乗員さんに「どうせ真っ白ですよ」とは言われたが、せっかくだからスフィンクス展望台にも上りました。そして、記念なんで外にも出てみましたよ。

ユングフラウ駅はいろいろと趣向を凝らしていて、展示物があったり、アトラクション?があったりします。展示物は長いトンネルの中でちょうどぐるりと回って駅に戻ってくるつくりになっていました。

向こうに巨大なスノウドーム発見!!!

 

木彫りでできたからくり。春夏秋冬。朝昼晩みたいに季節や明るさが変わってすごく素敵なの。こんなスノウグローブがあったら絶対買うのになぁ。

 
 

すっかりユングフラウを堪能して、16時くらいにグリンデルワルトへ戻ってきました。ここから夕食までは自由行動。そんなんで、駅からホテルまでのお店をじっくり見て回りましたよ。

今回の旅支度でお世話になったマンモス印の「マムート」。スイスの国民服と言っても過言じゃないかも。スイスのまむーとショップでしか手に入らないといわれている、黒いマンモスのぬいぐるみ、最後まで買おうかどうか迷ったんだけれど、やっぱりあきらめました。(ぬいぐるみはもう買わない、と心に決めたの)

そんなんで看板を写真で撮る。

写真のいいところは、自分で撮った写真がお土産になるところ。これで物欲が結構満たされるところがあります。素敵なものを写真で収めるだけで、なんだかそれに寄り添ったような、そんな気持ちになれることがあるの。

 
 
 

本当は今日が自由食だったのですが、昨日のハプニングで、今日がツアー食となりました。でも、最後の晩餐だし、みんなでツアー最終日に一緒に食べるのもいいよね〜。今日までの旅の話をしたり、この旅を通して仲良くなって、自分の身の上の話をしたり。

んで。あたしなぜか、チーズフォンデュが出ると思い込んでいたんです…そしたら全然違う。あれあれ?

添乗員さんによると、チーズフォンデュはチーズの匂いがきつくて、お客様によっては全然食べられない、もしくはその場所にいるのも耐えられないという人もいるから、あまりツアー食には組み込まないんだそう。

たしかにどこにも「チーズフォンデュの夕食」なんて書いてなかった。あたしの思い込み。あ〜。本場のチーズフォンデュを食べられなかったのが今回の旅の一番の名残惜しいところ(笑)

荷造りはほぼ終えていたので、お隣の義父母のお部屋にて最後の晩餐。
お義父さんもお義母さんもいい経験をしたって言っていました。よかったよかった。

あしたは、とうとう、日本へ帰ります。

 
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