THE 甲子園 2010 &大阪・京都  2010年8月13日〜3月15日

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 〔8/13〕〔8/14&15

ぷち京都観光

さらに欲張りな女子組は、大阪から足を伸ばして京都へ。

たった1日しかないから(それでも夜まで京都にいます)、少しずつをゆったりと観光したいなぁ〜と言うことで、あまり欲張らず、王道の京都超初心者コースの「清水寺周辺散策」に決定。

私、大学の頃に来た以来、京都はなんと2回目です。また来ることが出来て嬉しい♪

 

11時スタート

前日の疲れもあって、ゆっくりダラダラ起きて、おいしい朝食食べて(コムズ大阪の朝食会場はなかなか良かったですよ。それに女性客が多いホテルだったみたい)、新大阪からJRにて京都へ向かいました。約30分くらいでした。

京都市内は電車で移動するよりも断然市バスが便利と調べてきたので・・・京都に到着して、市バスがあるロータリーへ。そしたらさ、びっくりするほどの人だかり。あぁ、京都のお盆は人がすごいのね・・・。(13日あたりに京都入りして16日の大文字送り火を見て帰る人が多いらしい)

お盆の清水寺と言ったら

そんなんでタクシーを利用することにしました。(オトナぁ!)タクシーのおじさんに
「清水寺に行きたいので、近くで降ろして欲しい」と頼んだら
「この時期に清水に出かけるのは人を見に行くようだけれど・・・」
「(大渋滞で)そもそも清水の近くまで行くことが出来るといいけれど」と言われた。(^-^;)
地元の人が言うんだから間違いないけれど、予定を変更すると、なぁんにも他の場所を調べていないので、危険すぎる。「それでも、なんとかお願い!」と頼んだら、運転手さんの勘で、清水寺に近づけるところまで近づいてくれた。

とっても親切な運転手さんで、本当に助かった。この時期に市バスを使ったら1時間経っても清水寺に着かないかもしれないらしい。旅の始まりからして、人の手に支えられてるラッキー感がありました。その地のことはその地の人に聞け!

さて。清水寺から670m付近のところで降ろしてもらい、お墓の間をウネウネと上っていきました。お盆だから、お線香の香りが、周りに立ち込めていて、なんだかそれも京都を醸し出している。京都にはお線香の香りがよく似合う。

無事に清水寺に到着。私の思い込みで、清水寺の境内で迷ったけれど(笑)。

拝観券を購入して、いざ!清水。
と思っていたら、*のり*が「普通はお寺に入る前には手や口を清めて入るんだけれど・・・でも長蛇の列だし」と言っている。ん?そうだったの?あの手を洗ったりするひしゃくって、気分的にすっきりするから置いてあるわけじゃなかったの?

そんなしきたりがあるんならちゃんとしてから入りましょ!!!大事大事。そういう習いが大事!
いいことを教わりました。(って、お寺の高校卒業してるのに知らなかったあたし(*^-^*)

手も、左、右と順番があって、そして最後に口をすすぐ。日本っていいなぁ。

 

湯どうふ 奥丹

清水寺の参拝も無事に終わって、二年坂、三年坂と降りてきて、さてさて。昼食にしますか。

いろいろ考えていたところはあったんだけれど、一番便利そうで、なんとなく京都が楽しめそうな、湯豆腐やさん「奥丹」というところにしました。三年坂のところにあります。お昼時だったので一応電話をしたら、席の予約をしてくれました。

靴を脱いでたたみの廊下を抜けて、お庭が見えるお部屋に案内されました。エアコンが効いていて涼しぃ〜。

 

昔どうふ

3種類ほどのコースから、「昔どうふコース」を選んでみました。4,200円。

お豆腐のづくしの精進料理。天ぷらもお野菜が中心です。

夏の暑い時間帯に、涼しい部屋で湯豆腐食べてるって、なんだかとても雅じゃありませんか〜。

あ〜。幸せ。

周りも静かだから、なんだか、こちらもおしとやかに食べちゃう。

 
 
 

三年坂 青龍苑

おなかがいっぱいになったところで来た道を少し戻って、三年坂(産寧坂)の雑貨屋さんに行ってみました。京都はかわいらしい乙女な雑貨がたくさん見られる場所。*のり*は着物も趣味なので、和小物を見てしまうと「どうしよ〜」と言う言葉とは裏腹に、全然困ってない様子。(笑)

私も鼻をくんくんさせながら自分のレーダーに引っかかるものを見てました。

この青龍苑と呼ばれる一角には、今の京都を代表するようなかわいい雑貨屋さんやカフェが立ち並んでいます。その佇まいだけでなんだかワクワクしますよ。

 

お麩饅頭

そう言えば、さっきの湯豆腐やさんは甘味がなかったなぁ〜。と、店先のお麩饅頭を買ったときに思い出した。

*のり*が「お麩饅頭が大好きで!」と目に留まった、出来立てほやほやというお麩饅頭。

冷たくって、甘すぎずおいしかった。一緒に京都の抹茶(ペットボトル入り)も購入。京都でお抹茶〜♪

そぞろ歩く人を眺めながら、巨大な石の上で甘味タイム。

京都だからか、浴衣姿の女の子が多い。しかも、カップルだと男の子も浴衣。男の子の浴衣って好きなんだよね〜。と、人のヲトコを艶っぽく見てしまう。(笑)

三年坂でつまづくと、三年以内に死んでしまう・・・と言われていて、少しビクビクしながら歩いていましたが、大丈夫でした。よく転ぶ人間にとっては、そんな云われは緊張の種かも。

 
 

乙女の京都

京都にも立ち寄ることが出来るとわかったときに、図書館で、京都のガイドブックともう一冊『乙女の京都』と言う本が並んでいたのでこちらも借りてきました。

実際に2人の女性が2泊3日で京都の乙女なところを見つけて旅をしている内容が載っていて、土地勘が全然ない私にとって地図と照らし合わせてイメージを膨らませるのにとてもよい材料でした。

その中に載っていた、唯一のお寺。それがこの高台寺でした。ちょうど清水寺と八坂神社に行く途中にあったので、そんな乙女な場所なら行って、乙女パワーを吸収してこなきゃなぁ〜と、俄然やる気に。(笑)

 

高台寺

このお寺は、豊臣秀吉の正室(北政所)ねね様の冥福を祈って建てられたお寺で、実際に、ねね様のご遺体がお堂の深いところに眠っているそうなんです。

ちょうど百鬼夜行展が開催されていて、教科書で見たことあったような・・・幽霊の掛け軸を見ることが出来ました。けっこう”おどろおどろしいもの”好きな私としては嬉しかった。

清水寺の隣にあるのに穴場なのかとっても静かで、心地いい風が吹いていて、お寺の雰囲気を存分に味わうことが出来ました。

 
 
長楽館
 

関西の夏をなめたらいけないので、必要以上にお休みを取りながら旅をします。

高台寺から八坂神社へ向かう途中、ちょっとステキな洋館を発見。(その前にステキな男の子も発見!親切に道を教えてくれたのだ。京都ってステキ(≧▽≦))

見てください!このトイレ(←)。天井にはシャンデリア、窓辺にはステンドグラス。しかも、すごくくステンドグラス使いがしゃれてる。手を洗うところなんて、もーすごいんだから。(*のり*なんて、すごすぎて分からなかったくらいだよ(笑))

昔の煙草王と呼ばれた人が建てたお屋敷を改装したホテル、レストラン&カフェらしい。

いくつかのお部屋に分かれていてどのお部屋もステキなの。私たちのお部屋はなんだかちょっとインド調。タイルやら壁の内装がなんとなーく、インドの寺院を思い出させるのでした。そこでしばしのティータイム〜♪ちょうど披露宴も行われているらしく、かわいらしい花嫁さんにも遇いました。

こういう偶然の発見も旅の楽しいところ。

 
 
 

八坂神社

京都三大祭「京都祇園祭」はこの八坂神社のお祭です。
この朱色が日本人の心を奮い立たせる気がするんだけれど、、他の場所よりも外国人観光客がすごく多いと言うことは、外国人の心もわしづかみ?

やっぱりすごい神社なんだろうなぁ。

そう言えば、ルートの途中に「八坂の搭」と言う京都を代表する風景があったはずなんですが、高台寺からわき道ルートを通ってきたのか、通り過ぎちゃいました。残念。

これから17時半くらいの早めの夕食をスタートする前に、ちょっと河原町あたりを散策してお腹の準備。

八坂神社から歩いてすぐの鴨川方面を目指します。

 
 

河原町(かわらまち)

京都のガイドブックに「もともと京都はJR京都が中心ではないですから・・・」と言うようなことが書いてあって、私の感覚ではたいていどの街もJRの駅が中心でそこに繁華街があって、放射状にだんだんとしんみりした街になっていくことが基本だったのであまりピンと来なかったの。

でも、河原町あたりを歩くと、もしかしてこの辺りが街の中心?と思って納得したりして。決して広くはない道幅に両脇に立ち並ぶ京都小物のお店やデパート。

私たちはまず、美肌なる、お酒から出来た化粧水を求めて高島屋へ。なんと、地下1階のお酒売り場にひっそりと並んでました。300mlで420円。飲んでよし、つけてよし、お風呂に入れて酒風呂よし!な化粧水。でも、つけてみたら、まんまお酒なんです〜。(よっぱらうぅ〜)でも、話のタネに京都をたずねたら買ってみてください。

そのあと河原町を散策してたら、昔ながらのつげの櫛やさん発見。小ぶりで、目が粗いつげの櫛が欲しいなぁ〜とここ何年か思ってたの。

 

所狭しといろんなタイプの櫛が並んでいて、見ていてワクワクしました。浅草あたりで買おうかなぁ〜と思っていたんですけれど、自分が欲しいと思うものが旅先にあると嬉しくって!

本つげの小さな小さな櫛をひとつ購入しました。お値段も(櫛自体が小さいので)かわいかったです!大事にしようっと♪

それから、夕食まで1時間くらいあったので、鴨川のほとりに降りて夕涼み。暮らしの中に川があるってなんだかいいよね〜。我が家の裏にもありますが、もっと大きい規模の、あまり美しくない川なので、鴨川の美しさがちょっとうらやましい。

向こうで中学生らしき男の子たちが入っていたので「えっ!?入れるの?」と言うと、*のり*が「えっ?入りたいの?」とびっくりしている様子。えぇぇ〜どうせ裸足だし。

「でもね、お盆過ぎてからの川に入っちゃダメらしいよ。いろんな霊が帰ってきているから、川底から足を引っ張るんだって。水遊びはお盆前までなんだって・・・えっと〜、アノ人が言ってた。アノ〜」

「えっ?新倉イワオ?」

「誰よそれっ?違うよ〜。あのオバちゃん・・・」

「あぁ。細木和子ね」

「そう!!!なんで分かったぁ〜?」

「細木和子はいいけれど、新倉イワオ知らないの?」

と話題はどんどんそれてゆく。新倉イワオ知らない小学生時代があるなんて!あたしには信じられない。

さて、そんなわけで、そんなエピソードがを知らなかったら思わず子どもたちを見習って川に入っていた私。(もちろん今日はお酒を一滴も飲んでませんよ)

そういう神がかったことにはきちんと習うので、入りませんでした。
あ〜ちょっとインドのガンジス川みたいな気分で入ってみたかった。

そんな会話を楽しんでいたら、あっという間に1時間。

 
 

レストラン菊水

鴨川で涼んでいるときに、とりあえず予約しておくか・・・と電話をしておきました。向かった先は、私たちが涼んでいた対岸すぐ近くにあるレストラン菊水

こぢんまりした洋食屋さんで、1Fはパーラー、2Fがレストランです。夏はビアガーデンも屋上にあるみたい。建物は国登録文化財に指定されている、趣のある建物です。

たくさん休憩をしているので、コース料理を食べるほどお腹もすいていないので、ビーフシチューとタンシチュー(各1,890円)をそれぞれ頼んでみました。

私のグツグツいってるのがビーフシチュー。家で作るとこってりな感じで作っちゃうんですが、こちらのシチューはかなりさっぱりです。そう言えばあまり外でシチューを食べたことないかも?

家族の集まりなどで利用する人が多いのか、食事の時間帯は小ぢんまりした店内はすぐにいっぱいになってしまいそうです。念のため電話をしてから行った方がいいかもしれません。

 
 
 

カランコロンと。

レストラン菊水をでて河原町から電車に乗ってJR京都駅まで戻ってきました。その前に・・・河原町を先ほど歩いていたら、気になっていた「カランコロン京都」へ*のり*を誘って入ってみることに。ここのかわいらしい暖簾が私好みだったの。(鼻をクンクンさせていたからね)

そこで暖簾と同じ風合いのカード入れを購入。この間、お財布を新調したら、それまで入っていたポイントカードがごっそり入らなくなったの。かわいいカード入れはないかなぁ〜と探していたところでした!なにやら*のり*ちゃんも「どうしよぉ〜」的なかわいい小物を見つけたようですよ。(笑)

さて。戻って。JR。会社や義父母の家へのお土産を物色しながら、地下街をぐるりと歩き、20時過ぎの新幹線に乗るという、*のり*と涙のお別れをしました。楽しかったー!(&とってもラクチンな旅だった〜)

2人のゆるさが合っていたなぁ〜とつくづく思いました。*のり*とは初めての旅。高校のときとは違う彼女にたくさん遭遇し、たくさん笑わせてもらいました。本当にいろんなことで収穫の多い旅でした。ありがとう!*のり*。

 
 

夜行バス

さて。無鉄砲にも急に甲子園行きを決定したわけですが、いろいろと今後の資金繰りもありますし、節約できるところは節約しないと!という事で、私はこの後、夜行バスで京都から静岡へと向かいます。バスの発車時間は24時過ぎ。それまで4時間もあるの。

あと・・・ちょっとした、”非快適さ”と言うか、”大変さ”みたいなものを経験して「旅」を肌で感じる性格だし、ひとりだからこんなチャレンジをしたのかもしれません。夜行バス、一度は乗ってみたかったし。

 

大正湯とトイストーリー3(夜行バスまでの健康的な過ごし方)

本当は、3列シートで快適そうなJRバスにしようかな〜と思っていたのですが、悩んでいるうちにソールドアウト。そんなんでウィラートラベルというところの夜行バスにしてみました。(京都-静岡間って運行しているバス会社が少ない)
この会社、以前ガイヤの夜明けで見たような・・・ちょっと気になってた業界です。

さて。その前に、たくさん歩いたから、京都の銭湯に行ってみよう!と言うことで、八条口から徒歩3分くらいのところにあるらしい、大正湯さんへ行ってみることにしました。徒歩3分なのに・・・私ぐるぐるまわってやっと見つけた。

こぢんまりしたお風呂ですけど、サウナあり(私は苦手だから入れないけど)、体重計あり、扇風機の独り占めなし!な昔ながらの銭湯。いいですねぇ〜。

お風呂上りに先ほど買ったばかりの「美肌」をつけてみる。お酒だぁ〜。でも、しっとりしてていい感じ♪

ゆったり入って、ゆったり帰り支度もして、それから近くにあるイオンのT・ジョイ京都へ向かいました。レイトショーで「トイストーリー3」を見るため。

ここ、ひざ掛け毛布も貸してくれるし、とってもいいかも〜(おっと、寝ないようにしなくちゃ)。でも、周りを見たら、私以外4組全てカップル。いいもーん。いいもーん。そんなことに屈しないぞ。

トイストーリー3、とっても良かった!やっぱり最後で涙がいっぱい出ました。

そんなんで見たかった映画も見ることが出来て、大満足な京都旅でした。駅へ向かう途中は大通りとは言え、車通りはあるけれど人通りがないの。だから急いで駅まで行きました。駅に着いたら、程なくしてバスが到着、静岡へ向けて出発。そうそう。バスですが、女性客が思った以上に多かった。乗客の2/3は女性でした。私の隣の方はとっても美人でなんだか嬉しかった。時代は変わってきているね。

楽しかったし、いろんな嬉しいことがたくさんつまった旅になりました。
こんな、破天荒なわたくしですが、最後まで読んでくださってありがとうございます。
また次の旅でも会いましょ♪

あ。なぜか。あさっぱらからガンダム見ちゃいました。わざわざ。(笑)

8/13〕〔8/14&15〕 
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