なす旅 レゴスタジアムと板室温泉大黒屋  2008年5月23日〜24日
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春になって暖かくなったらレゴスタジアムへ行こう!と寒い冬の日に話した。早くぽかぽかした日がやって来ないかな〜と心待ちにしていた。

GWも過ぎてひと段落。のんたんの誕生日も交えて、レゴスタジアムへ行こう!と言うことになったの。
レゴスタジアムがあるのは栃木県の那須ハイランドパーク。通常だと那須温泉や鬼怒川・塩原温泉などに泊まるんだけれど・・・なんとなく大型温泉じゃないところがいいなぁ〜と思っていろいろ探していました。

そこで見つけたのが那須ハイランドパークから車で15分ほどの距離にある板室温泉。あまり聞いたことがないけれど、そこがまた良かった!

そんなわけでレゴスタジアム&板室温泉の旅がほぼ決まった。

レゴ(デュプロ)でできたライオンがお出迎え。レゴを撮るとなんだか画素数が低いデジカメみたい(笑)。

 

那須ハイランドパーク・レゴスタジアム

のんびり屋の私たち。モタモタしていたら家を出るのが10時過ぎになっちゃった!(9時過ぎを予定してしていたのに)

途中、佐野ICでトイレ休憩を挟んで2時過ぎに那須ICに到着!那須で降りると避暑地らしく観光用のさまざまなお店があって目移りしちゃった。

那須は天皇家の御用邸があるので、品が良く、いろいろな看板が全て低めに、そしてブラウンで統一されているって聞いていたの。コンビニエンスストアがセブンイレブンもファミリーマートもみ〜んな看板がブラウンだった!すごーい。

お腹が空いたんだけれど、那須ハイランドパークの閉園時間もわからなかったので一路ハイランドパークへ!

びっくりするほど空いていたの。広い駐車場が本当に広く見えた。バックに那須岳。空気もおいしかった〜。TDLもこのくらい空いていたらどんなに嬉しいことか♪貸切〜♪

閉園2時間前から入園料や乗り放題パスポートが半額になると書いてあってさらにびっくり!
本日の閉園時間は17時。そして今は14時45分。しまった!こんなことならどこかでご飯を食べてよかった。

周りには時間をつぶせるところも無かったし、ひとり500円OFFの割引券も持っていたので、ちょっともったいないけれど入園してしまうことにした。入園料@1,500円→1,000円。

お腹がすいたなぁ〜と入ったものの、15時近かったので「うどん・麺類はやってません」とか書いてあるし。(^-^;)うわっ!やるきなーい。フードコートを探してなんとかお昼ご飯に。

のんたんは道中ずっと寝ていたので、パワー全快!しかも楽しそうなところに来たのでご飯どころの気分じゃない。それもそうか。

すっごーーーい空いてるの!

いたるところにテーブルがあります
STARWARS・ミレニアムファルコン
渋谷・東急前
浅草雷門
浅草寺境内
 

すっかり空腹も満たされ、いざレゴスタジアムへ!
うわ〜思ったとおり地味〜(笑)。すごいんだけれど地味。レゴの歴史や展示物といったブースに分かれていて、私はのんたんを追いかけながらちょこちょこ見ました。

やっぱり浅草雷門はすごかった!仲見世のひとつひとつも雰囲気が良く出てる。これを全部レゴで作っちゃうんだからすごいよなぁ〜。

だんなの人が言っていた「STARWARSのミレニアムファルコン」なんと10万円弱のキットなの。すご〜く大きくてずっしり。こんなの家で作ることができるの?飾るところにも一苦労かも〜。いいものを見せてもらった。

レゴスタジアムのギフトショップで「レゴすくい・1分以内・500円」を2人でやってみた。のんたんに阻止されながらも山盛り取って来ましたよ。これがなかなかアツくなってしまいました。ちょっとでもたくさん取りたいっていう心がねぇ。

でも後で宿に帰って2人の戦利品を広げてみたら・・・。ミニフィグのパーツが多いこと多いこと(笑)しかもなんだか恐ろしい軍団みたいなものができちゃいました。これ以外にもカツラがたくさんあって「どうするの?」と大笑い。「その日の気分で髪型変えればいいじゃん!」と言ったら「たくさんあるけど種類は2種類くらいしかないんだよ」なんて。

だんなの人が限られたパーツで一生懸命何か作っていました。それを楽しめただけでも500円の価値はあるかも。

 

板室温泉 大黒屋

温泉に泊まるときは、大きな宿泊施設よりも30室くらいまでの小さな宿泊施設が好きです。

こぢんまりとしていて懐かしさがあって、手入れがそこそこ行き届いていて、個性的なお宿が私好み。以前宿泊した伊豆の大沢温泉ホテルがまさにそんな感じでした。

今回もそんな雰囲気を醸し出している温泉宿を探してみました。

保養とアートの宿と銘打っている「板室温泉大黒屋」さん。お宿の雰囲気、お部屋が小さめのダイニングと寝室と分かれていること、お布団が最初から敷いてあるところが気に入って選びました。

私はどちらかと言うとお部屋で食べるよりも、小さめの個室宴会場で食べるほうが好き。その方がお部屋でバタバタしないからです。でものんたんがいると「自分たちの部屋の中の方が落ち着く」というだんなの人の意見も一理あると思う。そして布団が最初から敷いてある・・・と言うのは、これまただんなの人がリラックスするからです。

今回は奮発しました。このあたりでは少し高めの1泊@18,000円です。まぁ、少し高いかな〜と思いましたが、私はとても気に入ったので良いのです。お部屋は「松の館」。このホテルの中では一番リーズナブルなタイプのお部屋です。2Fからの眺めがいいと予約したときに言っていたのでそうしたのですが、お部屋は禁煙で、ベランダやもくもくの部屋(喫煙スペース)でしかタバコが吸えないので、だんなの人のことを考えたら、ぬれ縁がある1Fの方が良かったかな?

正面・川に面した庭園

向こうに鯉のぼりが泳いでた
裏庭・アートなオブジェがありました
ホール・演奏会が開かれることも
たそがれることもできますよ
自分で好きなように生けられる
 
 

松の館

17時半ごろ宿に到着すると(チェックインは17時までなんですが・・・ハイランドパークに行く旨を伝えておきました)「食事は18時半頃です」と言われました。でも私たちが到着したときには他のお部屋はもう食事の支度に取り掛かっていました!田舎は夕飯が早い???

「近くにコンビニはありますか?」と聞いたら「コンビニですか?何か必要なものはありますか?」と言うので、こりゃ無いな・・・と思いおずおず引き下がりました。なんだか私たちここでは”困った現代人”みたいだったんだもの。

だんなの人がね、ビールを飲むときはなんとなぁ〜く「チップス」が食べたい人なの。いくらおいしいお漬物があったとしても、ひとつジャンキーなチップス類を食べないと物足りなく感じる。まぁ、それが欲しかったんだけれど・・・。(コンビニに行っておけば良かった)

お風呂に入る前にのんたんと2人で宿の中を探検しました。だってワクワクするくらいフォトジェニックなお宿なんだもの!川に面した大自然な庭園(手入れはすごく行き届いている)、音楽会も開かれると言うホール。たそがれるのにぴったりなソファー。自分で好きなように山の花々を生けられるコーナー。

お部屋はどちらかと言うととてもシンプル。むしろ”質素”と言ってもいいくらい。でもダイニングに私が気になっていたハンス・J・ウェグナーのYチェアがあったの!!!(あれ?運命???)

テーブルの上にちょこんと花が生けてありました。それと窓から広がる風景がとても気に入ってしまった。

こういう何気ない山の花とかっていいな〜と思う。
映画『めがね』に出てきた宿ハマダの部屋はとってもシンプルで、小さなちゃぶ台に小さな読書灯、そして小さな花。その雰囲気がとても潔くて、ついつい映画のワンシーンを思い出します。こちらのダイニングテーブルもそんな潔さを持っている気がしました。

 
 

太陽風呂

まずはこのお宿のメインである太陽風呂へ。

3箇所あるお風呂はだだっぴろいのではなく、いずれもこぢんまり。それがちょうどよい大きさ。

今回は珍しく、露天風呂よりも一歩手前の内風呂の雰囲気が好きでした。

山々の緑を少し遠目に眺める感じ。

露天風呂は逆に近すぎる感じがして・・・内風呂から露天風呂と山々を見るのがすご〜くよかった!

 

小さな小さな露天風呂

グッドタイミング!貸切でした
夕食は「胡・豆・昆」がテーマ
 
 

胡・豆・昆

いい気分でお部屋に戻ると食事が用意されていました。

このホテルの食事は大き目のお膳に一度に盛られてやってきます。それはお客様にリラックスしてもらうのが目的らしく、何度もホテルの人が部屋に入らないことによってプライベートな時間をゆったり過ごしてもらおう・・・と言うことなのでしょう。

多分、女性やご年配の方はとても気に入る食事だと思います。でもまだまだ食べ盛りの子どもや男性にはちょっと物足りないかな?我が家のだんなの人は「健康にいいのはわかるけれど、ボクはもうちょっとジャンキーなものも食べたいな」と言っていました。

ご飯は「胡(ごま)・豆・昆(昆布)」(こ・ず・こん)がテーマ。素材の味がとてもおいしかったですよ。(お肉料理はイマイチだったけど)

なんと2人で缶ビール(500ml)を6本もあけちゃった!!!2人とも酔っ払って「あ〜楽しい」を連発。本当にとても楽しい時間が過ごせました。

私も花瓶と花を剪定して生けてみましたよ。まぁ生けるってほどでもないんだけれど。でもかわいく仕上がった♪
こういう小さな楽しみをきちんとわかっているお宿だなぁ〜と思いました。

 

茶碗によってお茶の味も変わる

朝食は本当に盛りだくさんで食べきれないくらいありました。
しかも盛り方も見習いたいくらい素敵。籠に品良くいろいろなものが盛られているの!

10時半のチェックアウトまで時間があったので、もう一度太陽風呂へ行こうと思ったら・・・もう午前中いっぱい掃除の時間だとか。残念。なにもこんな時間帯に掃除しなくても。それはちょっと一言いいたいなぁ〜と思いました。

仕方なく、もうひとつのお風呂、檜風呂へ。こちらは太陽風呂と違って裏庭に面していて、落ち着きはあるもののちょっと暗い感じ。もちろん掃除は行き届いていてきれいなんだけれど、「裏庭」って言うのが寂しいの。

でものんたんは昨日よりもリラックスしてお風呂に入ってくれました。(誰もいなかったし)
だから私もゆったり入れたの。

このお宿の自慢の低温サウナ「アタラクシア」にも入りたかったけれど、さすがにのんたんと一緒じゃ。いつかもっとしっとりした年代になったらまた来よう!そのときはだんなの人にはチップスを持たせて。

10時半のチェックアウトを終えた後、しばらく川の風景を見ていました。なかなかこんな機会ないですから。とにかく癒される風景でした。しーんと静まり返った中に、川のせせらぎと鳥の声。

中庭に自分の好みのお茶碗でお茶を飲める場所があったので行ってみました。私はぽってりとした胃袋のようなお茶碗で飲んでみました。「茶碗によってお茶の味も変わる」と書いてありました。

盛りだくさんな朝食

ぽってりとしたお茶碗
のんたんも興味津々
 
 

佐野プレミアムアウトレット

前回、富士のすそ野を旅したときもアウトレットに行ったので、今回も東北自動車道の途中にある「佐野プレミアムアウトレット」に行ってみました。

御殿場のアウトレットと同系列なのでなんとなく知った感じ♪

フードコートで食事を済ませて、またまたレゴやさんへ。
まぁ〜も〜レゴ三昧。でも結局、のんたんのぬりえだけ買いました。(高いぬりえなんだわ、これが)

私は土鍋が欠けてしまったので、ル・クルーゼでお鍋にちょうどよさそうな大きさのココット・ジャボネーズ(画像)があったら欲しいな〜と思っていたんだけれど、無くてあきらめました。

アウトレットに来るとだんなの人の買い物だけしてくる感じなのね〜。今回もだんなの人のシャツとTシャツ。会社でスリッパ代わりにクロックスを履きたい!と言うので1足。

いつも行っているお店でしか買い物ができないって「老い」ですか。シクシク。

のんたんはおしゃれさんで、だんなの人がシャツを見ていたら「それかわいいー!」って言ってました。
自分の靴などにもこだわりがあるみたいなの。(「これはダメ」とか言うし)

帰り道、特に目立った渋滞も無く、楽しい旅でした。
最後まで読んでくださってありがとうございます。また次の旅で会いましょう♪

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素材は「でこぼ工房」さんからいただきました。ありがとうございます。でこぼ工房

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