諏訪湖のほとりで  2007年7月15日〜16日
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今回は、だんなの人の両親と一緒に親戚である長野のとあるお寺を訪ねに行きました。
だんなの人がまだ幼かった頃、兄ちゃんと一緒に夏休みを過ごしたお寺。
「お嫁さんをもらったら、オバチャンに一番最初に見せに来るんだよ」と言われてはや10年。のんたんも生まれたことだし、報告がてら行ってみよう!ということになりました。

前日14日に実家である静岡入りした私たち。
でも、九州から大型の台風4号が近づいてきている・・・。
義母の「行けるところまで行って、ダメだったら帰ってくればいいじゃない」との一言で出発。まぁ、私は座ってるだけなので・・・なんにも思慮なかったです。義父はドキドキだっただろうなぁ。

   
行きはよいよい〜♪
双葉SAでほうとう食べました
台風はどこかへ
 

国道52号線を北上。途中、上九一色村あたりの道が閉鎖されていたので、河口湖方面へ迂回して中央高速へ乗りました。双葉サービスエリアでランチ。やっぱり山梨と言えば「ほうとう」ということで、きのこほうとうを注文。
だんなの人は「富士屋ホテルカレー」両親は「茶そば」を頼みましたがどちらもかなり微妙だったらしい。
ほうとうはおいしかったですよ。 のんたんもほうとうの味噌味がお気に召したらしくパクパク食べてました。

伊豆あたりが暴風域の頃、双葉サービスエリアは抜けるような青空。
やっぱり行いがいいんですかねぇ?(笑)

 

15時前に親戚のお寺へ到着。

山間に静かだけれど存在感のあるお寺。
初めての場所だというのに、のんたんはちっとも場所見知りせず。むしろいつもよりのびのびしているくらい。

大本堂へ行ってみると、嬉しそうにヨチヨチ歩きしたり、ハイハイしてみたり。なかなかお寺でこんな風に遊ぶ(?)こともないのですごくいい経験でした。
のんたんったら「もうちょっと大きくなったらひとりで泊まりにおいでね!」と言われてましたよ。 今でも子供会などが夏のイベントとして泊まりに来るんだそうです。

お寺の前にはすごくきれいな小川が流れていて、リアル「ぼくの夏休み」な気分。

田舎寿司と五平餅、ぼた餅をすっかりご馳走になってお寺を後にしました。

 

本日のお宿は上諏訪温泉ホテル鷺乃湯。3連休の中日とあって、どの旅館も満館。私としては本当はもっとこぢんまりとしたお宿が好みなのですが、贅沢は言ってられません。

お部屋は10畳〜12.5畳と聞いていたのですが、お宿の好意で15畳+カウンタースペースのある角部屋を用意してくださいました。目の前は諏訪湖。そう、レイクビューです。開放感たっぷりの一大パノラマ。
ちょうど夕陽が湖面にさしかかる時間帯でした。

夕食は19時からのお部屋食。

   
孔雀を飼っている中庭
広いお部屋でした!
朴葉の味噌しゃぶしゃぶ
 

その前に温泉温泉♪と。

義母が一緒に入ってくれるというので、のんたんと3人で食事の前のひとっ風呂。
のんたんは初めての温泉に号泣!!!
それでも、2人であやしたらなんとか泣き止んだものの。いつでも逃げられるような体制(笑)

夜の12時で男女の大浴場が入れ替わります。
殿方の大浴場の方が断然広いので、翌朝も入りに行きました!やっぱり「大」浴場なんだから広くなくっちゃ。

さて、夕食は可もなく不可もなく・・・。まぁそこそこな感じ。
諏訪の地酒「利き酒セット」が1,050円だったので、だんなの人と一緒にバーカウンターで味わう。
諏訪湖の対岸の明かりがほんのり。
いい気分♪

あまりにも気分良すぎて22時過ぎには眠たくなり布団へもぐる。のんたんはまだまだ勢いあまって、私の足元で歌なんか歌っている。

23時過ぎ、ようやく眠りについた模様。

 

夜中、のんたんは数時間おきにうなされたように夜泣きしていました・・・あわわわわ。そんなに温泉がいやだったのかしら?まぁ、昼間たくさんはしゃいじゃったしね。いろいろ頭の中で整理しているんでしょう。

翌朝、起きたら、抜けるような青空!
眺めがいいお部屋で本当に心癒される。

朝食後、私はお風呂へ。のんたんと両親はお散歩へ。だんなの人はもう一度夢の中へ・・・。
私は貸しきり状態で露天風呂に入りました。あ〜極楽極楽♪ (チェックアウトが10時なのに大半の宿泊客は9時前にはチェックアウトしてしまうみたい。もったいないなぁ・・・)

10時ギリギリにチェックアウト。私たちが一番最後のチェックアウトだったみたい。皆早いなぁ。

 

会社のT姉さんが宿を手配してくれる時に、諏訪湖の遊覧船の無料チケットをつけてくれたので、早速乗りに行くことにしました。お宿から遊覧船乗り場までは徒歩で3分。遊覧船乗り場の周りは散歩にちょうど良い遊歩道になっていました。

10時ちょうどのスワン号が出てしまったので、次号は亀・・・。えぇぇぇ〜スワンが良かった〜。と思いつつ、桟橋で待っているとなんだか足元がぐわんぐわん揺れる。一瞬立眩みかと思ったら、地震!

桟橋の上だったからすごく揺れたのかと思ったれど、後で聞いたら上信越で震度6の地震だったそうで、びっくり。ここからそう遠くない・・・。台風といい地震といい、どうしちゃったんだ。

事の重大さを知らないということはどんなに幸せなことか。その後、10時半の竜宮丸に乗って30分の諏訪湖遊覧を楽しみました。

   
遊覧船竜宮丸
遊覧船からの眺め
諏訪湖沿いの遊歩道

近くに足湯と間欠泉があるというので、遊歩道を散歩しながら行ってみました。

義母は足湯でのんたんが「きゃっきゃっ」とはしゃぐところを見たかったようなんですが、のんたんにしてみたら迷惑極まりないことだったようで。
裸足で足湯につけようとしたら、絶対足を下ろさない。(笑)

もうちょっと大きくならないと水遊びの楽しさはわからないかもねぇ。しかも、昨日温泉で嫌な思いしているし。

間欠泉って初めて見るんだけど、噴出す時間が決まってるのね。これって調節できるってことなのかしら?自然なものなのに???
私たちは初めて見る間欠泉にちょっと興奮気味。

 

昼食は、ホテルから程近い「そば蔵」で、天おろしを食べました。
静岡に戸隠というお蕎麦屋さんがあるんですが、その磯おろしに似たお蕎麦。 なぜか紅しょうががのっていました。
本場のはずなんだけど、やっぱり静岡の戸隠の方がおいしいかも。

帰りの電車まで2時間くらいあったので岡谷にある「小さな絵本美術館」へ行きました。
本当に小さな美術館で、そこへ辿り着く道も細いのなんのって。なんだか秘密基地への抜け道みたい。

義母がのんたんのために選んでくれた美術館。
建物がとってもかわいかった。美術館の横は葡萄畑。葡萄畑を見るのは初めてなので、そのかわいらしさに感動!あ〜ワイン飲みたい♪

   
小さな絵本美術館
ばばばぁちゃん
すごく大きな本があったの
 

そしてお庭はちょっと無造作なんだけど、イギリスの田舎の家にある裏庭みたいな感じ。すごくほのぼのします。

小さな絵本美術館は絵本作家さとうわきこさんが主宰する美術館なのだそうです。入館料700円はちょっと高い感じがしますが、その雰囲気に浸っている自分がいいので良しとします。

この頃ミッフィーの本が大のお気に入りののんたんはミッフィーの本を端から持ってきてました。やっぱりわかってるんだ〜と妙に感心。

のんたんはとても気に入った様子で、後ろ髪ひかれましたが、そろそろ電車の時間も近づいてきたので、美術館を後にしました。

 

車に乗るなり、泣くわのけぞるわののんたん。「SUWAガラスの里」で車を止めてもらい、少し外の風にあたりながらスリングに入れたら、こくっと眠りにつきました。

電車は15時13分発のあずさ24号。

このまま行けば電車で私もお昼寝できるっ!!!
ってそうは問屋が卸すわけもなく・・・。電車で座った瞬間パチリと目覚め、以後2時間あまり「座ってるのつまんないー」「あっち行ってみる〜」「じゃがりこ食べるぅ」攻撃にあったのでした。あぁ。

のんたんがまだまだ他の家族と一緒に旅に出るには早すぎたかなぁ・・・だからなのか気が休まるようで休まらなかった今回の旅。
でも、台風と地震といった天変地異からは、奇跡的にも影響がなかったのが一番の幸いでした。
最後まで読んでくれてありがとうございます。
また次の旅で会いましょう♪

 

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