ゆったりのんびり、そしてほんわか〜信州・湯田中温泉の旅
2004年4日16〜17日
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4月16日(金)に1泊2日で長野県の湯田中温泉へ行ってきました。
年度末からバタバタしていた仕事も一段落(?)ついたので、代休をもらっての旅です。
海外旅行は大好き!でも、国内旅行って本当にしたことがない。
何をしたらいいのかも実はあんまり分かっていない。
うちは車も無いので当然、「電車の旅」。ちょっと行動範囲が限られちゃうけど、でも、それもいいかなぁ。なんて言ったって「ゆっくり」がメインなんだから。
上の写真は、最近お気に入りの『ku:nel』って言う雑誌っぽく写真を撮りたくて、撮ってみました。なかなか素朴でいい味だしてるでしょ。うひ。
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とか何とか言っていたのに・・・地元の駅から湯田中温泉駅までのタイムテーブルを調べておいたのに!地元の駅でお目当ての電車がなかった。
え?バージョンアップしてなかったんじゃないの?
そ、そうかもしれません。だんなの人にはこっぴどく叱られましたがな。
「もぉ、akicocoと行くと全然、のんびりの旅じゃない!」ってさ。
だってだって。
新幹線には間に合うように調べていったので良かったけど、これがギリギリだったら・・・乗り遅れていたら・・・と思うともぉ。
渋滞知らずだけど、タイムテーブルがあるからちょっと緊張していないとだめですな。
東京駅では!電車旅の醍醐味「駅弁」を買いましたよ。
だんなの人は「北海味メッセ(1,700円!)、私は「釜飯弁当」です。
長野新幹線には初めて乗りました〜。
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いやぁ、長野って人いないね。長野新幹線を降りて、善光寺口を出て右手に行くと「長野電鉄」の乗り口(地下)があるんです。
ちょっと暗くてびっくりしますよ。
でも、駅で「お刺身わかめ」とか売っていて(多分、持込で売っている)、その代金は「改札へ」なんてのを見ているとほのぼのしちゃいます。
長野電鉄もたまにしか電車が無いから、駅員さんが「3番線だからね」なんて、旅行者らしきおじさんに声をかけると「まぁまぁ急ぐ旅路でもあるまいし」なんて言っているの。
それを見ていたらおもしろくなっちゃった。
長野電鉄で長野駅から湯田中温泉駅までは1時間。古い車両のくたびれたスプリングのイスに座ると「田舎に来たなぁ」なんて思っちゃう。
地下から出発するけど、程なくすると太陽が照る照る地上へ。ガタゴト走る両側にはすぐに畑や山々が望めます。背丈の低い木が多いの。
あれはやっぱりリンゴの木なのかな?
あんまり木がたくさん植えてある畑を見たことが無いから良く分からないけど。
桜がちょうど見ごろでした。葉っぱをつけていない薄い桃色の桜は本当にきれいで。
しかも、やっぱり山があると風光明媚さがちがうよねぇ。私の住んでいるところは平野だから。しかも、中途半端に田舎都会だから自然がこれまた中途半端に残されているだけ。長野の人は恵まれているなぁ、なんて思ったりして。
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湯田中温泉駅に着いたら、おもむろに音楽が流れた〜。
あの、「蒲田駅」に着くと♪蒲田行進曲♪が流れるけど、あんな感じかなぁ。でも、ちょっと「昭和」チックだよね。
電車を降りた人を見てだんなの人が「ねぇ、若い人がいない」って。
うぅぅぅむ。温泉道としてはかなり上級者コースに来てしまったのかも。
今回のホテルは「ホテル椿野」。仕事でこのホテルを知って、泊まってみたいなぁ・・・と思ったのが今回の旅の動機です。
ホテルは駅を出てすぐ、3分のところにあるので、迎えは頼まなかったのですが・・・。しっかり迷子になりました。あとでホテルから駅まで戻ってみたら、あらびっくり!近いのなんのって。
途中、猫しか通らないような道を通ってホテルにやっとこさ辿り着きましたよ。
ホテルにはまだ宿泊者もほとんどいなくて(誰も???)、私たちはティーラウンジで「ゆず蜜」をいただきながらチェックイン。
お部屋に通されました。広くてきれいでいいお部屋でした。
私は学生の頃、民宿みたいなところしか泊まったことが無かったので、(海外に行っても宿泊代を抑えてしまうので)嬉しかった。
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ちょっと回りをお散歩して、桜を堪能してから、予約を入れておいた「陶芸体験」に行きました。お隣の「渋温泉」にその陶芸教室があるって言うので、ホテルの方が送ってくれたの。(このホテルは個人滞在者にはとてもいいお宿だと思います)
陶芸教室って言うからには!なんて思っていたら、昔懐かしい雑貨屋さんの地下が秘密基地のように陶芸教室になっていました。
先生はとてもきれいな方で、しかも気さくなの。
こんな風に好きな陶芸をしながら雑貨屋さん(生活雑貨)の店番もいいなぁ。
ちょっと憧れ・・・。
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一生懸命作れば作るほどなぜか私のビアグラスは開いちゃうんですよねぇ。
先生は「上に伸ばすんですよ」って言っていたけれど、どうしても外に向かっていってしまう。出来上がったら「女らしいラインですよ」なんて言ってくれたけど・・・これは才能が無いってことか?!
でも、とても楽しい時間が過ごせました。
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夕食前に湯田中温泉駅に出来た「楓の湯」というところへ、浴衣を着て出掛けました。なんとなく「湯めぐり」したいでしょ。本当はお宿のお風呂だけ入っていりゃーーいいのだけれど。ちょっと仕事心まで出ちゃいまして。
それに、浴衣着て羽織はおって下駄をからころしならが歩くって言うのもいいよね。
それが温泉ってもんだ!(←超初心者)
お風呂を出て、足湯にも浸かってみましたよ。ここいらの女子高生はここで学校の話とかするのかしら???あと、デートとかさ。(^−^)
夕食は「信州牛のしゃぶしゃぶ」もおいしくて、蒸し物、揚げ物もとってもおいしかった。満腹満腹。しかも、お酒もおいしい。「縁喜」っていう、地元の酒蔵のお酒、オススメです。
部屋に戻ったらお布団が敷いてあって極楽極楽。
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夜は満天の星を見ながら、お湯に浸かりました。
すっごくいい!陶器のお風呂。家に欲しいくらい。だってすごく体になじむんだよ。
しかも私サイズ!
檜のお風呂も独り占めしちゃいました。(夜も朝も入ったけれど、ちょうどラッキー時間帯でほとんど貸切状態だったの)
檜のお風呂からは北斗七星が良く見えました。久々に見たなぁ。
お部屋で、お酒を飲みながら『名探偵コナン』見ちゃいました。(普段見たことない)
だんなの人はうつらうつらと幸せそうに寝ていましたよ。
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次の日起きて、ホテルのお風呂に入って、朝食を食べた後、チェックアウトの11時までまだまだたっぷりあったので、外湯(地元の人たちがお金を出しあって大きなお風呂を管理している)の鶴の湯と亀の湯に入りました。(だんなの人はzzzzzzz)
こぢんまりした鶴の湯、銭湯並みの亀の湯。名前を聞いただけでも長生きしそう。なんだかこういう、地元っぽいのが嬉しい〜。
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チェックアウトして近くの野猿公苑へ送ってもらいました。
送ってもらった駐車場から20分くらい歩くんですよ。誰もいないの。しかも観光地化されていないの。全然!
びっくりですね。
「猿の温泉」もちゃんと見ましたよ。
でも、お金払って入ったのに「猿と目を合わせてはいけません」って言う注意書きを見ていると・・・ちょっと寂しかったりして。
にしても、猿がたくさんいるいるいるいる。
だんなの人は、猿嫌いなんですけどね、「今年は申年だから許してやるか」なんて言っていました。
本当にのんびりした旅。お蕎麦も夕食、昼食と食べちゃいました。(やっぱり信州は蕎麦どころ!)たまにはこんな旅もいいなぁって。
だんなの人は「もうちょっと観光地化された温泉がいい!」と言っておりましたが。
最後まで読んでくださってありがとうございます。また、次の旅で会いましょう♪
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