リサとガスパールの街・パリを歩こう  2003年9月13日〜21日
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 9月20・21日■パリからタイへそして成田・・・帰国■


タイでトランジットツアーを試みる

10時間あまりのフライトのあとタイに着きました。(帰りの方が短い時間だわ)帰りは晴れていたよ。荷物はいつものように小さいスーツケースひとつなので(2人でね)それに入らなかったヴィトンの袋がじゃまだったの。トランジットルームのデイサービス(たぶん眠ったりシャワー浴びたりできるとこ)にレフトバゲージと書いてあったので預けることに。120バーツですって。(約360円)360円で預けちゃって安心なのか!?と少し思いつつも、まぁ他人をある程度信頼しないと海外旅行なんて楽しくないもんね。

それでタイのトランジットツアーに参加することにしたの。トランジットツアーのカウンターへ行くと男の人が「説明させてもらってもいいですか?」って聞いてきた。もちろん!
$20でワットポーなどのタイの有名なお寺に行くツアーと$35でタイディナーショーとナイトマーケット、$12でタイの大きなデパートでお買い物って言うのがあって(ほかにもあるけど4時間ほどで行けるツアーはこの3つと言われました)どうしようかなぁ・・・と悩んでディナーショーのツアーにしたの。ワットポートに行きたかったけどお寺の開いているのが17時半までなんだって・・・外からじゃあの大きなお釈迦様?ブッダ?の寝姿(そして足の裏)見えないぢやん。
支払いは現金のみとのことでバーツかドル支払いなんだけど日本円でも隣に両替所があるので全然問題がなかった。
とりあえず日本円をバーツに替えて支払い。ディナーショーのビールは別会計だからね。

それで入国審査をして空港別棟のツアー会社へ(このトランジットツアーの人たちは外のツアー会社に行くまでのアシスタントをしてくれるだけみたい)
入国スタンプにはトランジットツアーのスタンプも付加される。特別扱いみたいね。
紹介されたガイドさんはすんごい早口の女の人だった。なんだか笑いながら英語をしゃべるので聞きづらい。でも本人いわく「英語を話せるタイ人は少ないのよ」だって。ちょっとネイティブとは違っていたような・・・。ま、いいけど。
タイの車の運転は荒い。というかアジア諸国の運転は荒い。車間距離とかそういうのはない。その車間距離に入り込んでくるから。
まぢかよ、殺す気か!なんて感じ。

タイって宝石で有名なんだ〜

高速に乗って連れて行かれたのは、宝石やさん。ふぅぅん。久々にこういうガイドツアーに参加したけどやっぱりそうなんだ。
入ったらタイの民族衣装に身を包んだ女の子がたくさんいるの。いきなり「何飲みますか?」と言われジュースサーバーの前に立つ。だんなの人が「コーク」と言ったら私の分までコークになってしまった。コーラ嫌いなのに。(と言うか炭酸嫌い、あ、ビールは大丈夫)
ほかのアジアのアメジストやさんやキムチやさんに行ってもジュースとかお茶がすぐ出てくる。まぁ、茶でも飲んでゆっくりしていってよ、ってことかしら。

そのあとタイのルビー、サファイアが世界でも認められそして品質も高いと言うようなビデオを寒い部屋で見たの。ふぅぅん。
そのあと宝石工房(もう18時だったので仕事をしていなかったけど)を通って奥のすばらしく広い宝石展示室へ。壁から何から黒い大理石?なの。照明で宝石がきれいに見えるようにかな?それとゴージャス感かな。
すごーーーい。とびっくりしているとガイドさんとは違う、そのお店の店員さんがアシスタントとして着いて来たの。「端から見ていいの?」と言うと「ここは高いところだからもっとお土産の安いのあるからそっちに行きましょう」だって。売る気満々だわ。
見て見て!っていろいろ出してくれるの。さすが黒の部屋。宝石がピカピカして見えるわ★。
ネックレスいいよぅ。なんて言って出してくれた。だんなの人が「これ、かわいいんじゃない?」って指差すのを取ってもらったら「もっと小さいのがかわいいよー」と言って同じデザインの小さいペンダントヘッドを持ってくる。あ、ありがとう、確かに私たち貧乏そうな格好だものね。
結局、だんなの人に買ってもらっちゃいました。買うなんて思わなかったので(こういうお店で買ったことがない)びっくりです。でもキラキラきれいでしかも安いです。(え?のせられてる???)でもまぁ、自分でいいな、と思って買うならいいのかな。買い物ってそういうもんだし。

タイ民芸舞踊とディナー

結構時間がおしていたのか、お店を出たらすぐに食事処へ。その途中、車の中で食事をゆっくり取りますか?それとも食事を1時間で切り上げてタイマッサージに1時間行きますか?もちろんそれは別料金になるのであなた次第ですけど。とガイドさんに聞かれて、疲れていたしタイバーツも860バーツ(約2,600円)しかもっていなかったから食事をゆっくりとることにしたの。
このガイドツアーで覚えた英語は「up to you」です。しきりにガイドさんが提案をしたあと言うので・・・なんだっけ?この意味?と考えていたの。「あなた次第」ってことだ!と思い出しました。こうして単語を覚えると忘れないんだけどね。

レストランに着いたら玄関で靴を脱ぐように言われました。
2階へあがると広い宴会場のようなところでした。前方に演舞台があってここでタイ舞踊するのねぇって。でもお客さんは4組くらい。たぶん200組くらいは入るのに。うぅ、かなり不安。
オプショナルツアーできているらしい日本人が3組、現地?のファミリーが1組。
座ったらすぐタイの伝統料理が出てきました。
タイ米、タイ味のカレー、生姜のサラダ、野菜炒め天麩羅もどき冬瓜のスープ。そしてパイナップルとスイカのフルーツ。

私はタイのご飯は全然問題ないです。だんなの人には「akicocoは可もなく不可もなくって感じでどこに行ってもご飯を食べるよね」って。まぁ、そういう風に育ったからさ。食べられるうちに食べられるものの。(って私は難民とかではないけど)でも確かにそういう感じです。
だんなの人は「ずっとフランスはいいけどずっとタイはやだな」とか言っていました。ビールは1瓶140バーツ(約420円)でした。

私たちが座るとすぐ女の人が来て「あなたのカメラでタイの民族衣装を着て写真を撮りませんか?350バーツ」と言うカードを持ってきてくれました。今回はタイが目的ではないのでお断りしました。韓国でチマチョゴリ、インドでサリー、ベトナムでアオザイを着た私としては少々興味がありましたが・・・まあ次タイに来たいと言う原動力として残しておきましょう。

食べていると今度はタイの衣装を着た人を二人連れてきて、「一緒に写真写真を撮りませんか?100バーツ」を持ってきたので、う、うざい。と思いながら、「いいですぅぅぅ」と言いました。別に撮ってもよかったんだけどこういうガイドツアーってそのほかにいろいろお金が絡んでくるのが本当は嫌いだからさ。

食事も終わりに近づいて・・・あれ?本当にタイの伝統舞踊するのかな?なんて思っていたの。そうしたら始まりました。タイのダンスにはいろいろと意味があるんだって。笑うとか泣くとか憤るなんてベーシックなものから恥らう・・・なんてのも。
4、5曲分のタイダンスを鑑賞しました。終わると8時・・・他のツアーの人たちもいそいそと帰っていく。私たちはゆっくりしよう、なんて言っていたから(と言ってもご飯はもう食べ終わっていた)だらだらしていたら、私たちのガイドさんが「すみません、もう閉店なんですって」って言うので、店が閉まるって言うんじゃ仕方がない。
「これからナイトマーケット行きますか?」と言うので「行きたい行きたい!」って言ったの。「ナイトマーケットでは車から降りて買い物ができますか?」って聞いたら「いやー、パーキングがないからそれは無理です」「えー象買いたい」「買い物ならもうしたじゃん」ニヤリ(そうは言っていないけどそういうニュアンスの会話だったよ)って言われました。ま、仕方ないか。
結局このツアーはディナーショーと宝石やさんツアーでした。

空港には21時ごろ戻ってきました。4時間もかからなかったよ。もうちょっとお小遣いがあればタイマッサージも堪能できたかもね。でも空港でも30分で400バーツ(約1,200円)1時間で600バーツ(約1,800円)であるからやろうと思えばできるの。

タイで最後のビール

ガイドさんが出国審査の前まで着いてきてくれてそれからは自分たちでまた空港の中へ。私たちが往路のトランジットで過ごしたところと違うところに出た。ここはきらびやかぁ。トランジット用の待合室は入国審査のある2階の一部にあって、私たちが今回入ってきたのは直接出発ロビーである3階。時間帯が早かったのかたくさんのデューティフリーショップが開いていました。ここでもまたいろいろ見ちゃったよ。でも本場「象の国」なのにかわいい象がなかなかいない。しかもかわいい象は「1000バーツ」(約3,000円)た、高いよ。タイは日本と比べて物価が安いはずなのに。やっぱり空港だからかな。

ぐるぐる回ったけど結局ほとんど何も買わずにトランジット用の2階へ(バッグも預けてきたしね)だんなの人が、タイディナーがイマイチだったので往路に食べたヌードルが食べたい!と食べに行った。(まぢ、ずっと食べていたね)タイでの最後のビールと(ってまたかよ)ヌードルを食べてバッグを受け取りゲートへ。ゲートはさっきの3階にあるの。
(3階がこんなに楽しそうなところだったら往路のときも着たのにさ)

さてタイから成田へ向けて5時間半のフライト。

今回はちゃんと寝なくちゃいけなかったのに2時間くらいたったら目が覚めちゃったの。結局ごそごそ動いていた。
窓の外を見たら満天の星★★★すごごごぃ。こんなにたくさん星を見たのはもしかしてはじめてかも?っていうくらい。そして流れ星がたくさん降るの。
すごくいろいろあってへこたれそうにもなったけどまた旅がしたいなぁって思った、そんな瞬間でした。流れ星が流れた瞬間に「デジカメデジカメデジカメ」と言ったのは言うまでもありません。

21日朝7時半頃無事成田に到着。バゲージクレームで「すいませぇぇん、タイ航空機内でデジタルカメラを忘れた可能性があるのですが」とカウンターで言うと係りの優しそうなおぢさまには「え!今ついた飛行機じゃなくて、14日のタイ発パリ行き???まぁタイ航空さんにはちゃんと聞いてあげますけどぉ」「いいんです、あれば、嬉しい限りってことで」と言っておきました。

ここまで読んでくださってありがとうございます。
社会人なのにこんなに危ない橋を渡って・・・皆さんはまねをしないほうがいいです。やっぱりパック旅行にはパックのいいところがあるんだ、あと、直行便はええ!とつくづく気づかされた旅でした。
えっと今回は2ヶ国語でで・・・
メルシーボクーーー&コップンカー。そして、また次の旅で会いましょう♪

 
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