インドぐるぐるバス旅行  2001年7月5日〜9日
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 ニューデリーに降り立つ

 

いざ!インドへ

とうとうインドに行く日がやってきた。今日の今日まで実感が沸いていなかったの。今回は珍しく「水」を持っていくことにした。日本の水。歯磨きする水もミネラルウォーターを使ったほうが良いと聞いていたし、非常用に用意していた水が賞味期限が切れそうだったから。
スーツケースも半分くらいあいていたし。

9時15分、Iカウンター集合。美紀ちゃん、ぶんちゃん、時間通りに集まれた。よかったよかった。空港は平日だし夏休みはまだまだだって言うのにすごく混んでいた。
7月から日本の出入国カード(E/Dカード)記入の必要がなくなって、パスポートのカバーさえはずして出国審査に並べば良くなったの〜。らくちん、らくちん。

飛行機は一路、インド・ニューデリーへ。映画は『ウェディング・プランナー』。まあまあの映画だったかな。座席は100席ほど空いていたけど、私たちはおとなしく3人席で仲良く寝ました。

食事が2回。最初の食事は牛丼かチキンという選択なのですが、牛丼を選んでみたの。そうしたらお米がまず〜い。なんで日本から発つのにこんなにおいしくないお米がでるの?と言うくらい。ワイン飲んで、ウォッカとブレンドフルーツジュースのカクテル(1杯よ♪)飲んで寝ました。(あんまり寝ると夜眠れなくなるよね〜)
到着の1時間半前も軽食がでました。これも(×_×)。

そうそう、機内販売でフルラの小銭入れ&キーホルダーがあったの。11月にベトナムに行ったときはキーホルダーのレモンとりんごしか売っていなかったけど人気があったのか今回はレモンとチューリップの小銭入れ&キーホルダーが入っていた。
チューリップの色が微妙でとてもかわいかったので買おうと思っていたら、スチュワーデスさんがキーホルダーも一緒に見せてくれたの。もうかわいくって、おそろいで買っちゃいました。フルラは♪どれみ♪さんがお気に入りでいつもHPで小銭入れを見ていたら欲しくなっちゃったのです。旅のはじまりなのに機内販売で買い物しちゃって(^−^;)。でも、良い買い物した〜。小銭入れは思ったよりずっと大きいの。

8時間半後、ニューデリーに到着。インドと日本は2時間半くらいの時差があるの。時計を2時間半戻して・・・。
インドの空港に降り立ったら、絶対すぐ乗ってきた飛行機に乗って帰りたくなるって言われていたけど、予想に反してきれいな空港。大理石で階段ができているの。さすが、インド。大理石の国。


私の入国審査をしてくれた人はまさしくインド人って感じのターバン巻いた人。ハローと言っても偉そうにしても答えてくれなかった。ターバンの中には何が入っているんだろ?もしや、カレー粉?
バゲージクレームエリアで猫を見かけた。麻薬犬ならぬ麻薬猫?後にも先にも猫を見かけたのはここだけだったけど。もしやインド人、猫を食すのでは?
ジャルパックの現地日本係員の方が迎えに来ていたんだけど10秒ほど自己紹介したら、現地スタッフのユフスカーンさんとバトンタッチをして帰っていった。猫同様日本人のジャルパックスタッフを見たのは後にも先にもこの10秒だった。
今回のツアーは私たち3人を含めて総勢10人。5人の女の子グループと、1人参加のおじさん(今後先生と呼ぶ)、1人参加の女の子。
ユフスカーンさんはさっさと空港の外に出る。私たちは足早についていった。だってさ、インド人ってみんな同じに見えるのさ。もし紛れちゃったらもうわかんない。

空港の外には、うっ牛がいるの。ユフスカーンさんも「世界中で空港に牛がいるのはインドだけです」と言っていた。
ユフスカーンさんの名前。ユフスは呼びづらいから「カン(漢)」でいいよ。と言ったの。それからずっと「カンさん」になったの。 バスに乗ったら運転手の方が神様の花、マリーゴールドの首飾りを掛けてくれました。お客様も神様なんだって。



空港から私たちが目指すホテルニッコーニューデリーは40分くらいとのこと。ちょっとお疲れ。でも、初めてのインド、見るもの見るものが珍しくて興奮気味。街には動物があふれているの。牛牛牛。牛牛牛。牛がいたるところにいる。
牛はインドでは聖なる動物。だから、殺したりはしないのです。白い牛、黒い牛。普通にみんなと生活している。しかも暑そうでだれている。インドの牛はらくだのようにこぶがあるの。

ホテルはとてもきれい。飛行機で一緒だったスチュワーデスさんたちももちろんニッコーでお泊り。
今日は、食事に行くまでに最終日に予定していたラージカートを見に行きましょうと、カンさんから提案があった。最終日がその分ゆっくり回れるし、ラージガートは夕方のほうが涼しくて効率的に回れると言うので。
ついたその日から観光が可能だとは思っていなかったので嬉しい。


ラージガートとはラージ(国の)ガート(お墓)だそうで、かの有名なガンジーさんのお墓があるところなの。私はガンジーさんって1人しか知らないのだけれど、インドで有名なガンジーさんは3人いるとか。私たちが見学したのはマハトマ・ガンジーさんのもの。隣にはインディラ・ガンジーさん、その隣には〇〇・ガンジーさん(インディラ・ガンジーさんの息子、名前は忘れてしまったの)のお墓があるとか。
だだっ広いところに真中に墓碑のようなものがある。私たちがそこで写真を撮っていると、インド人がたくさん集まってくる。写真が珍しいらしい。
お墓はちょうど大きなお堀のようになっているのでその上を囲むようにして歩くところがあるの。そこを歩いていると、インド人に声をかけられた。
男の人たちは日本人が珍しいので声をかけてくるけどあまり相手にしないように・・・とカンさんに言われていたが、今声をかけてきているのは20代くらいの男女と、そのお母さんと思われる人。裕福なのかカメラを持っている。写真を一緒にとって欲しいと言われたの。躊躇したけど、女性もいるし良いかなぁと思って、一緒に撮ることにした。

インドではちょうど『おしん』が放映されていて、日本人を見ると裕福なインド人はたまにお恵みをしてくれることもあるそう。その人気にあやかっているのかしら?私たちはおしん似?
名前を教えてくれって言うので「あきこ」と言ったら「あきちょ?」と言われた。「こ」って言いにくいのかな?まあいいや。あきちょでも。
ちょっとお話して、バイバイした。


やはりインド人は外国人をみるとなにか物を売りつけたいらしい。わらわらとついてきた。烏でさえのどが乾いて口をあけている国だ。
インドは夕陽が似合う国だ。遺跡をバックに日が暮れるのを感慨深くみる。ああ〜ここはインドなのだ〜。


夕食は街中のタンドリー料理屋さん。BGMはビートルズ。インド人は見かけない。多分、ツアー専用の高級レストランなのだ。世界の中で豆腐があるのは日本とインドだけだとカンさんは言うけれど、インドの豆腐と日本の豆腐は全然違っていた。インドの豆腐はモッツアレラチーズの味、食感。その豆腐が入ったカレーがまたうまかった。タンドリー料理と言ったらもちろんチキン。スパイシーでおいしかった。でも、美紀ちゃんはチキンが大の苦手。大丈夫かなぁ。インドってチキンのイメージよ。
さっぱりした飲み物と言ったらやっぱりビールでしょ。でも、ビールがなんだか地ビールのように甘い。もったりしている。まあ、コークやレモンスカッシュよりもいいかな? やっぱりインドってカレーよね。と言っても朝から晩まで食べているわけないと思ったけど・・・朝昼晩とカレーを食べている模様です。食事の最後にインド独特のチャイと(ミルクたっぷりの鍋にアッサムティーそして夏はガムラン、冬はショウガ(なんて言ったかな?)をいれた紅茶)と甘い甘い、インドのお菓子(ドーナツをシュガーシロップでこれでもかとひたひたにしたお菓子)がでました。

ご飯を食べてホテルに戻ってお風呂の順番を決めたの。ぶんちゃんはもちろん最後。だって、長いから。ぶんちゃんが自分から言った「私は最後で良いよ」わかってるじゃん〜。美紀ちゃんと私が入っている時間よりも長い。
明日はなんと4時半にモーニングコールをすると言う。5時15分には荷物を部屋の外に出して朝食をとって6時に出発。早く寝なきゃ。

インドはナイトライフと言う言葉がないそうです。酒場もありませんしもちろんカラオケなんてもってのほか。夜は外に出歩かない。出歩くとしても祈りに行くだけなのだそうです。だからインドの夜はお楽しみがありません。
明日はバスに5時間揺られてジャイプールに向かいます。

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